(超)ロングを走りきるためには・・・そして、新しいデジカメ

昨日書いたとおり、私にとって(恐らく)今年最大の自転車イベント「東北1700」は半分強で終了とあいなりました。

この挑戦について書くにあたって、まずは超ロングライドで懸念したことと、実際にどうだったかを振り返ってみたいと思います。

(1)脚の疲れが蓄積されて走れなくなる

 これまでブルベで600を2回走りましたが、走り終わることにはヘトヘトでした。今回、そのまま連日200、300と走り続けるとなると、脚の疲労が蓄積されて走れなくなるのではとの心配です。
ところが、4日で1,000キロ走った感じでは実際にはさほど問題なさそうでした。
今回は「制限時間に間に合えば良いや」というゆったりペースで走ったことに加え、連続とは言え一晩過ごすとそれなりに回復します。今回、夜の間は2XUのコンプレッションタイツをはいていたのですが、これが効いたのかもしれません。適度に締め付けられていると回復が早く、筋肉痛にもなりにくい気がします。
もっとも、いちばん日程的にもコース的にも一番正念場と思われる300と400を走ったら相当疲れたと思われますが、これが致命的になるとは思えませんでした。

(2)ひざが痛くなる
 これは出だしから結構心配でした。
集合場所に向かう時点で左膝に少し違和感を感じて、これ大丈夫かなぁと。
しかし、その後もちょっと怪しいなと感じたところで脚の上げ下ろしを真っ直ぐにするように意識することで痛くなることはありませんでした。

(3)天候が崩れる
 この時期の東北の気候がよく分からなかったので、むちゃくちゃ寒かったりしたらどうしようと心配してました。
確かに米沢に抜ける峠などは道の脇にまだ雪が残っており、くだりなんかかなり寒かったですが、耐えられないほどではありませんでしたし、装備的にもまだ余裕があったのでこれもクリアできそうでした。
一週間走れば雨も降るだろうとレインウェアも持っていたので、雨が降ったからといって辞めるつもりもありませんでした。
とは言え、昨日のような強烈な雨だと相当走りにくいとは思いますが、、、

(4)肩や腰が痛くなる

 今回、友人に借りたリクセンカウルのリアバッグをシートポストにくくりつけていったのですが、さすがにそれだけでは容量が足りず、ドイターのリュックを背負っていきました。
ただでさえ長時間のライドは腰に負担が来ますが、更にそこそこ荷物が詰まったリュックを背負うとなると肩や腰にかなり来そうです。
実際、時々腰がずーんと重い感じで痛くなりましたが、適当に背中を伸ばしたり少し姿勢を変えて漕ぐことで治まってました。
なので、これは思ったほど問題ではありませんでした。

(5)何らかのマシントラブル

 最低限の工具と替えのチューブを3本持っていきましたが、やたらとパンクしたり、チェーンやスポーク、あるいはドライブトレイン系のトラブルによりそうこう不能にならないとも限りません。
幸い今回1,000キロまでは何事も無く過ぎましたし、パンクであれば最悪パッチで修理したり、他の人から一時的に工面してもらう等なんとでもなると思います。

(6)おしりが痛くなる
 そして、今回ある程度痛くなるだろうと思ってはいたものの、まさかこれでリタイヤするとは思ってなかったのがお尻の痛み。
これだけのロングであれば「シャモアクリーム」なんかを塗ってしっかりとケアするべきだったんでしょうが、下手すると数日同じパンツをはくのにクリームつけるのがためらわれたのと、これまで長距離走ってちょっと痛いなあと思っても実際にはなんともなってなかったので、まあ多少の痛みは我慢すれば何とかなるだろうと、、、
しかし実際には痛みはひどくなる一方で、姿勢を変えてサドルに当たる位置をずらしながら走ったりもしたのですが、お尻の変な場所の皮が水ぶくれみたいになったり。
おまけに終盤はなるべくサドルに体重が乗らないように変なこぎ方をしていたもので、スピードが出ないだけでなく普段のペダリングでは関係ないような筋肉が痛くなってくるという始末。
とにかくクリームを持たずにきたのを後悔しましたが時既に遅く、最後の日は替え用に持っていったレーパンを2枚重ねにしましたが、一度痛くなったお尻には効果ありませんでした。

と言うわけで、こんな挑戦次にいつ出来るかわかりませんが、次の時には今回の経験を活かして完走したいと思います。

おまけ・・・
 実は今回続けて走る気力が削がれた出来事がもう一つありました。
デジカメの故障です。
これまで「レンズの出た状態で1m位の高さからアスファルトに落としたり」「50キロ以上で走っている自転車のハンドルから飛び出してアスファルトに叩き付けられたり」して、キズやヘコミだらけになりながらもちゃんと動いてたCanonのIXY220ISですが、5/2(水)の朝これから竜飛岬と言うところでついに動かなくなってしまいました。
その後は要所要所ではiPhoneのカメラで記念写真を撮りましたが、ちょっとした信号待ちの時や安全な道で走りながらサクッと写真を撮るということができない。
せっかくの東北の旅なのに・・・ これは結構ストレスでした。

昨日家に帰って、今日は自転車の整備などしたのですが、早速電気屋を回ってカメラも買ってきてしまいました。
買ったのはコレ「CanonのIXY 410f」
またキヤノンかって感じですが、昨日からネットで色々と見ていたものの、基本的にキヤノンの絵作りが嫌いで無いのと、あれだけの衝撃にも耐えてくれた信頼性に期待して。

↓新旧の比較。
↓左が新しい410f、右がこれまでの220IS
Resize0537

スペック上は410fが若干薄いのですが、実際にはほとんど同じ大きさ。
デザイン的には全体の雰囲気は旧型のほうが好きですが、新しい方も悪くはありません。
それにしても、壊れてしまったカメラ、キズだらけですがいつも持ち歩いていたので愛着もあります。壊れなければまだまだ性能的には十分だったんですけどね。残念、、、
まあ、これからはこの新しいカメラを持ち出して色んな写真を撮りたいと思います。

↓ブログ村ランキングに参加してます。
↓よろしければ、クリックお願いします。<m(_ _)m>

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村

-自転車