輪行サイクリング　小田原～箱根～山中湖

2012/08/21

今日から少し遅めの夏休みをとったので、久しぶりに箱根方面に。
ちょうど休みを取っていた会社の仲間と３人で、
　小田原→箱根（芦ノ湖）→御殿場→山中湖→道志みちで帰宅
というコース。
このルートは一昨年の暮れに一度行ったことがあって、なかなかいい感じだったので、もう一度ということで。
そのときのブログ記事はこちら。
年の暮れでとにかく寒い時期でしたが、今回は真夏。天気も良く、暑いサイクリングになりそうですが、そこそこ標高もあるので少しは涼しいのではないかと期待しつつスタート。

鶴川駅まで自転車で行き、輪行袋にセットして5:27の電車を待ちます。
さすがにホームに人はほとんどいない。
朝日がまぶしい。

他の二人は町田駅から合流。
さすがに平日のこの時間は電車もがらがら。
自転車を持って乗っても、ひんしゅくを買うことも無くゆったりと座って小田原へ。

6:34に小田原到着。
いつものところで自転車を組み立てて出発。

とりあえず近くのコンビニで朝食代わりのパンを食べ、水など補給して7時過ぎにスタート。
国道1号を箱根湯本の方へ向かい「三枚橋」を左折して旧道に入ります。

ここからのぼりが始まりますが、箱根湯元の温泉街のあたりはところどころゆるい坂になるので、まだ余裕があります。

しばらく進んで、大天狗山神社の大きな鳥居が見えた辺りから本格的な上りが始まります。
特に、この鳥居の左ヘアピンカーブは瞬間的に18%ほどの激坂。
写真など撮っている場合ではなく、すぐにカメラを納めて必死で登る。

しばらくは10%ほどの坂が続きます。
日差しが強く、気温も上がってきて汗が滝のように流れ出るのですが、さほど湿度が高くないのと適度な木陰のおかげで気持ちよく走れる。

とはいっても、キツイことに変わりは無く、「七曲り」の標識が出てきた頃にはもうヘロヘロ状態。

しばらく走って、やっと「お玉ヶ池」に到着。
ここまでくれば、あとは芦ノ湖まで下るだけ。

芦ノ湖は強い風が吹いてましたが、標高700m強だけあって比較的涼しい感じ。
それにしても、周りには全く人気が無い。
いくら平日の9時前とは言え、夏休みのこの時期にこんなに人がいない観光地って、商売になるんだろうか・・・　とこっちが心配になるほど閑散としている。

近くの販売機でドリンクを補給し、芦ノ湖畔を北上して乙女峠を目指します。
途中の「仙石原」。ススキのシーズンには大勢の人が散策していますが、この時期は誰も歩いていない。
しかし、ゆるい斜面に広がった広大な黄緑色のススキの景観が素晴らしく、これはこれでなかなか良い景色。

箱根への上りに比べたら全然楽な上りをこなしてトンネルを抜けると富士山！
思わず自転車を停めて、写真を撮りました。

御殿場で少し休もうと言うことになり、「確かマックシェークが100」「炭酸ドリンクのLサイズも100ってCMやってた」ってことでマックに入ることに。
マックシェークとコーラのLを飲んでもたったの200　これはお得です。

ところが、カウンターに行ってもそれらしいメニューがない。
「あの～、100のシェークは？」と恐る恐る聞いてみると「それは10時半からになります」とのこと。時計を見るとなんと10:15。
なんてこと。それじゃあと「Lサイズが100ってのは？」と聞くと、「それも10時半からです」と。がーん
かといってわざわざ15分待つほどの気力も無く、止む無く200のコーラMサイズで我慢。

で、席に着いてコーラを飲んでいると、一人のジャージのファスナーが壊れて途中から空いた状態になってしまっていた。
最初は、いちど全部外してやり直せばすぐに直るだろと思っていたのだが、何度やっても途中からファスナーがうまく噛み合わず外れてしまう。さすがに前をはだけたままでは困るので、何度もやり直すがやっぱりダメ。
仕方ないので、近くのコンビニで安全ピンを買って前を留めるという応急措置でしのごうと言うことに。しかしコンビニに安全ピンは売っておらず、ドラッグストアに行くがそこにも無く、結局百円ショップで入手。
百円マックは食べそびれたが、百円安全ピンに救われると言う変な落ちがついたが、これで前を留めてなんとか再スタート。ジャージの前を何個もの安全ピンでとめるというのも斬新なデザインに見えたが、おなかに風が通り過ぎて本人的にはこのあとお腹の調子が悪くなったらしい。

そんなこんなで時間を食ったが、お昼を山中湖で食べるべく籠坂峠へ向かう。
御殿場の先しばらくは路肩が狭いのに加え、渋滞で走りにくかったが、須走の手前からは車も減って順調に進む。
なんとか峠を越えて、一気に山中湖へ下る。