BRM908青葉300 やっぱり楽なブルベなどない

昨日は青葉の300キロブルベを走ってきました。
526の静岡600以来久しぶりのブルベ。この3か月あまりにもまともに乗ってないので、再来週の富士チャレンジに向けて、長距離を走っておこうとエントリーした。

今回のスタートは朝の4時と随分早い。
家から川崎フロンターレのホームスタジアムのある等々力公園まで20キロ弱。「まあギリギリにスタートすればいいや」と家を出たのは3時。
青葉のBRMは2月に200を走ったことがあり、その時も等々力スタートだったので迷うこともないだろうと思ってたんだが・・・ 行ってみると真っ暗で誰もいない
一瞬何が起きたのか分からず「時間間違えた?」「まさか日にち間違えた?」とかあせった。
Edge705に青葉の人がアップしてくれたコースを入れていた(というかそれを頼りに走るつもりだった)ので、コースのスタート地点を見てみると、どうやら集合場所は少し離れたところの様子。(後でホームページを見たらちゃんとスタート地点は「等々力緑地公園内川崎ミュージアム北側玄関前」って書いてありました)
なんとかたどり着いたのは3時50分くらい。ちょうど車検を済ませた人たちがスタートしたところでした。
とりあえず受付を済ませ、いまさら急いでも仕方ないのでfacebookに書き込みなぞしてスタートしたのがちょうど4時。出だしから完全な一人旅になってしまいました。

川崎街道を北上、PC1のある奥多摩を目指します。
予報では今日の天気は午前中は晴れるものの明け方と午後に曇りで少し雨が降るというもの。雨が降ったらいやだなぁと思ってましたが、幸い気持ちよく晴れてくれました。
交通量の少ない夜明けの道を快適に進みます。
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PC1までは64キロと距離があるので、半分くらいのところのコンビニでトイレと軽く補給。
今回の作戦は「前半無理せず終盤までちゃんと頑張ることと、休憩を短めにして時間を稼ぐ」
なのでここではさっとパンを一つ食べて早々に出発。

PC1のセブンイレブン。
ここもあまり時間をかけずにスタート。
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奥多摩湖への道。
日差しは強くなってきましたが気温はさほど高くなく、木陰を走っているとちょうどいい感じ。
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奥多摩湖。
利根川水系ではかなり深刻な水不足と聞きますが、奥多摩湖は十分な水をたたえている様に見えました。
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朝日に照らされた真っ赤な橋が空の青と木々の緑に映えてとてもきれい。
この先柳沢峠に向けて上りが始まります。
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標高1500mの峠まではひたすら上ります。5%~8%の上りがずっと続く感じ。
道はこんな感じで気持ちいいのですが、日ごろの不摂生がたたって峠への道はやっぱりきつい
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やっとの峠に着きました。
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峠を越えてすぐのところにある駐車場で一息。
さすがにここは涼しい。
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ここからは塩山まで15キロほど一気に下ります。
この涼しさと汗をかいた体では冷えすぎてしまいそうだったので、ウィンドベストを着て下りましたが、これでちょうどいいくらい。雨が降った時用にウィンドブレーカを持ったのでベストはいらないかなと思ったのですが、持ってきて大正解でした。

甲府のあたりまで下ると、一気に気温が上がって暑い!
日差しも強く、日焼け止めを持ってこなかったころを後悔しつつ、アームカバーで腕だけはなんとか日焼けを防止。

ほぼ中間地点のPC2では、暑さもあって今一つ食欲もわかないのでパンとゼリーとアイスと、そしてレッドブルで翼を授かって(?)2つ目の山場である「天狗山」へ向かいます。
山中湖へ抜ける「若彦トンネル」は標高1,000m。柳沢峠よりはかなり楽なはずですが、、、

序盤は2%~3%の緩い上りで、徐々に斜度がきつくなるコース。
出だしは渓谷沿いを気分よく進みます。
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しかし、最後の2キロほどは結構キツイ。
標識には8%とありますが、ここからはキツイところで10%を超える道がトンネルまで続きます。
柳沢峠で疲れた足にはかなりシンドくて、一桁のスピードでかろうじて進みました。
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やっとついた「若彦トンネル」。
ここまでくればあとは大した登りもなく、道志みちでゴールに向かうだけ。
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トンネルを抜けて河口湖までくだり、山中湖の「通過チェック」へ。
途中パラッと雨が降ってきて、「ついに雨か」と思いましたが、その雨もすぐに止んでまた青空が出てきました。
↓山中湖。青空が出てますが、路面がぬれてます。
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後は道志みちをひたすら下ってゴールへ。
8月に通った時には大雨でずぶ濡れになりましたが、今日はとってもいい天気
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上りはかなりゆっくりでしたが、下りで時間を稼げたこともあって、「もしかしてこのまま調子よく行けば15時間切れるかも」という感じの時間。
このコースの300キロブルベでAve20km/hならなかなかいいペースじゃない?とモチベーションを高めつつ道志みちを抜け津久井湖へ。

と、津久井湖手前の下りを走っていたら急に何やらガタガタッと変な振動。「えっパンク?でもそれにしてはひどい振動じゃあないなぁ」と思いながら自転車を止めてタイヤを見ると、やっぱり後輪の空気が抜けてました。
え~こんなところでパンク、、、 と一気にテンションが下がりつつ、道から少し外れたスペースに自転車を止めてパンク修理。
そういえばパンクは随分久しぶり。
たしか最後は一昨年に伊豆に行った時なので、ほぼ2年ぶり。

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なんでパンクしたのかとタイヤをよく見ると接地面が3ミリほど裂けた感じになっているところが。
裏から指を当ててみるとチクッとなにやら刺さっている様子。細いアーレンキーで穿り出して見たら、ちいさな三角形のガラスの破片でした。
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これでチューブに小さな穴が開いてスローパンクってことになったようです。
タイヤの裂け目は小さいのでそのままにして、新しいチューブと交換。
空気を入れるのはこれ「LEZYNEのCO2インフレーター」
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デザインが気に入って買ったのですが、残念ながらと言うか幸いと言うかこれまで使う機会がなかったので、初めて使います。
携帯のハンドポンプではしっかりと空気を入れるのはかなり難しいのですが、これだととても簡単。あっという間に空気入れ完了!
うれしくて、ちょっとテンションが上がりました

久しぶりのパンク修理でのんびりやったこともあって、ここで30分ほどロス。もう15時間切りは無理なので、ここからはゆっくり目のペースで。
もっとも、この先橋本あたりはひどい渋滞でどっちみち15時間は間に合わなかった。
ストレスフルな渋滞を何とか抜けて、ゴールのセブンイレブンでレシートをもらったのは20:03。
結局16時間かかってのゴールでした。

ゴールの後は近くのデニーズで受付。
土曜の夜で一般の人も大勢いるファミレスに、レーパン姿で疲れきった顔して入るのはちょっと勇気が要りましたが(^^)先にゴールした人たちのテーブルでパフェを食べながら少しお話をして帰宅。

いやぁ~疲れた。
やっぱり、いつもながら楽なブルベなどないと思い知った次第です。

これで、再来週の富士チャレに向けて少しは練習になったかな?

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