CATEYE EL-520 LED換装とFENIX LD20との比較
数ヶ月前のことになりますが、CATEYEのライト「EL-520」のLEDを明るいタイプに交換してみたので記事にしてみます。
ネットの情報を元に「DealExtreme」というサイト(http://www.dealextreme.com/)から「SSC Seoul P4」というLEDを購入。ひとつ300程度。安いので念のため(?)2つ購入。送料合わせても700ほどの安さ。
HongKongサイトのネットショッピングは初めてで少し不安でしたが、支払いはPAYPALで安心。
オーダーから一週間ほどで黄色い封筒に入って無事に物が届きました。
EL-520のヘッドの部分をはずすと黒いプラスチックに守られたLEDが見えます。
黒いプラスチックの両サイドのネジをはずすと完全にLEDが姿を現します。
半田ゴテで半田付けしてあるLEDをはずします。
新旧2つのLED比較。上が「P4」、下がもとから付いていたもの。見るからに黄色っぽい発行面のサイズが違いますね。
LEDはダイオードですから当然極性(プラス端子とマイナス端子)があります。
下の写真で左下が「+」。(反対側に突き出した部分が欠けた形になっている)
間違えてつけても光らないだけでいきなり壊れたりはしないので、もしも間違えても落ち着いて付け直せばOK。
恥ずかしながら、実は私も最初はどちらがプラスか分からず、適当にやったら見事ハズレ。反対に付け直したらOKでした。
LEDは結構熱を持つようで、ベースのアルミ板が放熱の役目も果たしているのではないかと思うのですが、取り付けたLEDを横から見ると、LEDの裏とアルミ板の間に微妙な隙間があります。これでは上手く熱が伝わらないのではないかと、何となく心配になったのでパソコンのCPUとヒートシンクの間に塗るシリコングリスを塗って密着させておきました。
(意味があったのかどうかは全く自信がありませんが)
LEDを付け替えたら、元の通りに戻して確認。
ぱっと見ただけでは違いが良く分からないので、同じ条件で写真を撮って比較してみます。
これがオリジナルの状態。3m弱の距離から白い壁を照らして写真を撮ります。
これが交換後。壁までの距離や撮影の条件(感度や絞り、シャッター速度など)は全て同じにしてあります。
中心部が明るくなったのと、明らかに照射範囲が広くなっています。
ついでに、かなり明るい部類といわれるFENIXのLD20と比較してみます。
同じ条件で、壁を照らした写真がこれ。
明るさはMID。LEDを交換したEL-520といい勝負です。こちらのほうが明るさがすこし均一な気もします。
LD20には更に明るいTurboモード(180ルーメン)もあります。
HIGHよりも感覚的に更に2段くらい明るいのですが、電池が1時間強しか持たないし、そこまでの明るさが必要なこともあまりなく、ほとんど使ったことがありません。
EL-520のLED換装はまあまあ満足の行く結果でした。
気になるのはバッテリーのもちですが、エネループで5~6時間ほどは持ちます。それ以降は徐々に暗くなってくるという感じ。
もともとはちゃんと計ってはいませんが、7~8時間は持ってたと思います。
少し短くなりましたが、電池を1回交換すれば丸々一晩+αは持ちますので、600kmのブルベでも十分使えます。
一方のLD20はHIGHモードで3時間程度、MIDだともう少し長持ちします。LD20の場合、徐々に暗くなるのではなく、電池が弱くなるとHIGHからMID、MIDからLOWとモードが勝手に切り替わります。
ブルベの夜間走行では、普通の道はEL-520改+LD20のMIDモード。下りやカーブの多いところ等はLD20をHIGHモードで走ってました。
ブルベの場合、ライトがないと本当に真っ暗な街灯も何もないところを走りますが、この2灯体制で不足はありませんでした。(もちろん、もっと明るければそれに越したことは無いのですが、、、)
来週は、会社の仲間と伊豆一周にチャレンジする予定です。
小田原を真夜中にスタートする予定。久しぶりの夜間走行なので、フロントにこの2灯と、頭にはデルタピークDPX-143Hをつけて頑張って走ります。