BRM608青葉600天城越え (その1)

(長くなりそうなので土曜と日曜に分けて書きます・・・それでも長文になってしまいました)

この週末は「BRM608青葉600 天城超え」でした。

この600を走れば今年もSR達成です。
↓コースはこんな感じ。(AJ青葉のホームページから)
2013brm608

碓氷峠、野辺山、天城越えと大きく3つの峠をこえる獲得標高5千メートル級のそこそこタフなコース。
幸い全般に天気は良さそうだが、野辺山あたりが18時頃だけ小雨の予報。順調にいけばちょうどその頃に通過しそうなのでちょっと気になるところ。

スタートは7時と少し遅め。スタート場所も家から自走で30分程度と遠くないので金曜の夜はしっかりと睡眠をとり、起きたのは朝の5時過ぎ。
準備をして6時前に家を出てスタート場所に向かう。早朝は少し冷え込むかと思ったがさほど寒くはなく、日焼け止めの夏用長袖アンダー+半袖ジャージに防風ベストでちょうどいいくらい。

集合場所の手前、多摩川原橋のところで信号待ちをしている「かずい」さんを発見。知り合いではありませんでしたが、これまで何度か同じBRMを走ったことがあり、とにかく早い人だなぁと思っていて、今回参加するというブログを見てコメントなどさせてもらっていたので声をかけた次第。
同じFOCUS乗りだし、、、

集合場所には既に20人ほどの人が集まっていて、そのなかには三船 雅彦さんも。
三船さんが参加するということもブログで見て知ってました。
三船さん、とにかく桁違いに早いのでスタッフの人も「早い時間からゴールで待ってなくちゃならないんだよね」と笑ってました。なるほど、早い人のゴール前からゆっくりな人のゴールまで受け付けをしなくてはならないスタッフも大変だなと。
6時半からのブリーフィングの後、スタッフの人が三船さんに「PC7(最後のPC)で連絡ください」って話してました。
また「PC7のローソン、今にも潰れそうなんですよねぇ」と冗談交じりに話してましたが、まさかこれが現実となろうとは・・・

などなど、時間をつぶしていると車検が始まってちゅど7時くらいにスタート。
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スタートするとかずいさんはそうそうに前へ。少し先の信号で離れてあっというまに先に行ってしまいました。
三船さんは後ろの方のスタートの様子。
しばらくは信号の多い市街地を抜けます。このあたりは5人程度のグループになって進む。
少し行ったところで信号待ちをしていると後ろから三船さんが追いついてきたが、さっさと抜いて行くでもなくそのまま後ろを走っている。
自分の前に二人組が居て「三船さんの後ろ走りたいね」などと話していたが、それを狙ってか少し先で後ろに下がってしまった。結果、成り行きで自分が先頭に。まあ、別に人の後ろに付きたいわけでもないのでそのままマイペースで25キロ前後のスピードで走っていたら、いつの間にかすぐ後ろに三船さんが
しかしやはり抜いて行くでもなく後ろを走っている。ブログに「土地勘もないので市街地は無理せず土地勘のあるひとと一緒に行きたい」みたいなことを書いていたので、そういうことなのかなぁと。
しかし三船さんに後ろに付かれるとちょっと緊張というか あまりゆっくりペースじゃ申し訳ないななどと勝手にプレッシャーを感じてしまい30キロくらいにペースアップ。
途中ちょっとミスコースしたりしながらも、そのまま5キロほど走行。緩い下りのところで三船さんが前に出てくれたので、しばらくは後ろに付かせてもらう。
↓せっかくなのでちょっと写真なども撮りながら、、、
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うしろについて快適なペースで進むが、緩い上りでちぎれてしまった。頑張ればもう少し付いて行けそうな気もしたが、この先の長い道のりを考えるとどう見てもオーバーペースなのであまり無理をしないように。

PC2の少し先には「峠の釜飯」がありますがおなかの調子が今一つなので釜飯はあきらめて、コンビニのソーメンで昼食。

製糸場で有名な富岡を抜け、、、
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妙義山の不思議な形を横に見ながら、、、
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碓氷峠に向かう途中のメガネ橋では自転車を降りて記念撮影。
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碓氷峠への上りは3~4の緩やかな斜度が多くて、上り易い。
車の通りも少なく気持ちのいい道が続きます。天気も時折日が射して、寒くも暑くもなくちょうどいい。
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途中何か所か道路にこんなパズルのようなペイントが。いったい何なんでしょうか?
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そうは言っても標高1千メートル近くまでの上りはシンドイ。
やっと峠に到着。
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しばらくは軽井沢を抜ける平坦基調の道。その先は佐久まで一気に下り。
2011年のBRM423青葉400でもこの道を通りましたが、その時は雨でやたらと寒かった記憶がありますが(Resize0739

PC3の先、野辺山への上りは序盤にキツ目の上りの後2~4%くらいの上りが延々7キロほど続く。つかれば溜まってきたところにこれが結構つらい
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残念ながら八ヶ岳は雲に隠れてますが、心配した雨は幸い降りそうもない。
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やっと上りきって少し先、ちょっと脇にずれたところに「JR鉄道最高地点」。
これまでブルベで2度ほどこの道を通ってますがいずれも夜だったこともあり、ここに寄るのは初めて。
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まあ、単なる踏切なんですが・・・ 
せっかくなので自転車を止めて写真を撮っていると、後からもう一人ブルベ参加者が来ました。
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そこから先は16キロで700m近く一気に下り。
清里からの下りはしばらく「グランフォンド八ヶ岳」と同じコース。
八ヶ岳大橋への8%以上の急な下りを快適に下っていると、路面の段差に前輪をぶつけてしまい「ガツッ」と嫌な音。
リム打ちパンクさせてしまったゴールデンウィークの筑波山からの下りを思い出し、「またやってしまったか」とヒヤッとしましたが、幸い大丈夫でした。う~ん、気を付けねば、、、
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PC4に向かう道。7時近くになってもうすぐ暗くなりそう。
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PC4からは夜間走行で暗くなったので、ここからは写真ありません。
ここから清水のPC5までは基本緩い下り基調ですが、距離は105キロと長い。PCのすぐ先の健康ランドで風呂に入って仮眠をする予定なので0時くらいにはたどり着きたい。

富士川沿いの細かなアップダウンで体力を奪われ、終盤に新東名の新清水ICあたりの上りでヘロヘロになりながらもちょうど0時頃にPC5到着。
ここでは缶コーヒー1本だけ買って、早々にすぐ近くのクアランドホテル駿河健康ランドへ。
1,995で入館。午前3時を過ぎると追加料金1,050なので、朝までいると約3千円。それだけ払えば、翌日の24時までいられると説明されますが、夜明けには出発するので関係なし。

お風呂に入ってさっぱりし、さあ仮眠室で4時間くらい寝ようか・・・ と横になりましたが、いびきはうるさいし、部屋はなんとなく酒臭いし。。。  仮眠室と言うより拷問室かって感じ。
疲れきっているはずなのに結局寝付けず、仮眠室を抜けだして休憩室へ。
ここは明かりがついていてテレビの音がうるさいものの、まだましと言う感じで、座布団を枕にうとうとしました。少し寝ては目が覚めるという状態で熟睡とは程遠い状況でしたが、うつらうつらしているうちに外も明るくなってきたので5時ちょうどにスタート。
同じように仮眠していた人たちも何人か同じような時間にスタートしていました。

さあ、あと250キロ。頑張るぞってことで、長くなってしまったので続きは後編で。

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