BRM419東京600関東一周　ついに・・・（１／２）

2014/04/20

この週末はR東京のBRM419でした。
関東をぐるっと一周して600キロ走るコースで、これを完走すれば今年も無事にSR取得・・・　のハズだったのですが、結論から言うと人生初のDNFでした。
これまで30回ほどブルベに参加してきて幸いにも参加したものは全て完走していたのですが、考えてみればメカトラブルなどの致命的なトラブルがなかったこともありますが、ツライ、厳しいと言いながらもひどい体調不良はありませんでした。
今回は厳しい天候もありましたが、週の半ばからのどの痛みがあり、途中で寒気もしてきてここで無理したらかなりマズいかもと、ついにDNFを決断。

残念な結果になりましたが、とりあえず振り返っておこうと思います。

前の晩に荷物の準備。
雨だった予報も土曜は晴れ、日曜も曇りになったが夜は雨がぱらつくかもしれないということでレインウェアの上下。ウェアは薄手の防風長袖ジャージに、ウィンドブレーカ。下は夏用のパンツとレッグウォーマー。
他に、フルフィンガーグローブと指切りグローブ、シューズカバー。
これに念のため輪行袋も持とうと思ったが、リクセンカウルのサドルバックに全部は収まらない。
やっぱりレインウェアを置いて行こうか、いやいや輪行袋は使わないだろうとか色々と考えたが、結局小さなバックパックを背負ってそこにレインウェアを入れてゆくことに。小さいし（中身も含めて）軽いのでさほど邪魔にはならない。
この輪行袋、これまでBRMで輪行袋を持って行ったことはなかったのだが、先日のBRM329でこけて色々キズつけてしまったこともあり、また前から欲しかったオーストリッチのSL-100というコンパクトなやつを買ったのでせっかくと言うこともあり、まさかとは思ったが何となく持って行った方がいい気がしたということ。
これらの荷物が全て本当に役に立つとはもちろんこの時は思っていない。

スタートは家から20キロほどの川崎市等々力公園。
5時スタート、4時半ブリーフィング開始と朝が早いので家を3時半前に出発。前の晩は寝たのが結局12時過ぎで3時間も寝ていない。途中でしっかり仮眠を取れるかがポイントと思ってました。
4時半前にスタート地点に着くと、すでに大勢のブルベライダーが。今回一緒に参加の会社の自転車仲間K君も既に来てました。

また先日の交換会やBRM329でお話ししたGuile Kさんの自転車も見かけましたが、結局会えずにお話はできませんでした。Guile Kさん、とても速いし、スタートも私より先の様なのでここで会わないともう会うことはない。
ブリーフィングでは、「天気は回復したが、このコースは平坦で優しいようでいてたくさんトラップがあります」との説明で、その時は笑って聞いていたが全くその通りとんでもないトラップが沢山ありました。

スタートは受け付け順にいくつかの組に分かれていて、私はF組と言うことで少し後の出発。

ばっきーさんに車検をしてもらっているときに「一気に走るんですか」と聞かれたので「いや、さすがに眠くて無理だと思うので宇都宮辺りで日帰り温泉によって仮眠する予定です」と答えたが、まさかその宇都宮に辿り着きさえしないとは・・・

家を出た時はさほど感じなかった寒さだが、スタートした5時ころは一気に冷えてきてちょっと寒い。スタートから中原海道を走り、R1～R15で都心を抜けてゆくが、とにかく信号が多くて、おまけにまだ参加者が大勢固まっているのでまったく速度が上がらない。

銀座を駆け抜けるブルベライダーたち。こんな街の真ん中でこの姿はちょっと恥ずかしい気もするが、早朝で誰もいないのが救い。

日本橋を抜ける。

このあたりまで、アベレージはついに16km/hを切ってしまう。
こりゃ80キロ以上先のPC１に着くのは何時になるかと心配になるが、船橋を超えたあたりからやっと走り易くなり速度も上がりだす。
おまけに、R16に出ると追い風になりちょっと踏んだだけで35キロ以上で巡航できてしまう。
これで一気に時間を稼ぎ、途中コンビニでトイレ休憩や、PC1手前の上り坂でチェーンをアウター側に落とすという前代未聞のことをやってしまいながらも、袖ケ浦のPC1には9時に到着。
思った以上に天気が良く、日差しが強く感じられるほどになってきたので、コンビニで慌てて日焼け止めなんかも買ってしまった。