自転車用デジカメ 富士FinePix XP70
5月のブルベで雨に濡れあえなくご臨終となってしまったCanonのIXP-410f。
2012年の5月からなので、かれこれ3年間自転車のステムに取り付けたポーチの中という、結構過酷な環境に耐えて頑張ってくれてました。
さすがのIXYも水には勝てなかったという訳で(当たり前か)、次のカメラは防水タイプにしようと決め、どれにしようか悩んでました。
条件は、以下のような感じ。
・ある程度小さくて軽い方が良い
・振動や水に強く、ラフに扱っても壊れない
・オートで気軽に取れることが重要
・画質やバッテリーの持ちはそこそこでいい
・細かな機能(マニュアル設定やRAWモードなど)は不要
・もしも落として壊したりしても、激しく落ち込まないで済む程度の価格
旅行なんかである程度ちゃんとした写真を撮るときはCanonのG7Xを使うので、こちらはとにかく手軽にそこそこの写真が取れることを重視。
そんなこんなで、ネットで調べたりして、選んだのがコレ。
富士のFinePix XP70です
新しくXP80という機種が出ていますが、基本スペックは一緒なのと価格でこちらに決めました。
いわゆる防水デジカメの中ではかなりコンパクトな方ですが、それでも今までのIXYと比べると一回りから二回り大きい。
重さはちょっと重いなという程度で、気になるほどではない。
CanonのPowerShot G7Xと比べると、正面からはあまり変わらない。
高さはかえって高いくらい。
ただし、厚みは結構違うし、撮影時のレンズの飛び出しを考えると、G7Xに比べればかなりコンパクトな印象。
色は、最初イエローはちょっと派手かなと思ったのですが、実物を手に見るとちゃちな感じはなく、アウトドア用としては明るい色でいいかなと思った。
レンズにはカバーもないが、少しへこんだ位置にあるし、撮影時も飛び出さないので、カバーの無いのは気にならない。
ボタンは比較的シンプル。
操作性は悪くないし、グリップもコンパクトデジカメとしてはまあまあ持ちやすい方だと思う。
電池やメモリーカードを入れるところはダイヤルロック式。
ダイヤルの真ん中を押さないと回らないようになっていて、不注意であけてしまうことはない。
ふたを開くと、ゴムパッキンに守られて、電池や各種コネクタ類など。
ただ、撮った写真の転送などはWiFiでやってしまうので、ここを開けるのは電池を変えるときくらい。
で、先日の「BRM530西東京600諏訪湖」で初の実戦投入してみたわけだが、なかなかの好印象でした。
<良いところ>
- 何と言っても防水で、汗や雨を気にせず使える
- 画質はサイクリングで撮るには十分
- 起動が早い。ポケットから取り出してサッと撮れる
- 終了も早い。レンズが飛び出さないので、電源ボタンを押したら終了処理中でもすぐにポケットにしまえる
- バッテリーの持ちはよくわからないが、7~80枚とっても余裕なので、自分の用途では十分
- WiFi内蔵はなかなか快適
<ちょっと残念なところ>
- ちょっと大きい(以前のに比べて)
- 暗いところは弱い(レンズが広角でf3.9と暗い)
- ダイナミックレンジも大きくはない
- 広角で28mm(35mm判換算)だが、できれば24mm欲しい
大きさに関していえば、これまで使っていたハンドルステムの小さなポーチには収まらなくなりましたが、汗でぬれても平気なのでジャージのポケットに突っこんでおけるので問題ありませんでした。
また、レンズが飛び出さないのは思った以上に快適。起動の速さと相まって、サッと出してサッと撮れるという感じ。
またWiFiを内蔵しているのもやはり便利。これまでも東芝のWiFi内蔵SDカード「Flash-Air」を使っていたので無線転送は出来たのですが、やはりカメラに内蔵されていて簡単に操作できると何かと楽です。
実際に撮った写真がこれ。
明るいところではきれいに撮れますね。
写真が左上がりになってしまうことが多いのは、自分の構え方の問題なので慣れれば問題ないでしょう。
逆光気味でちょっと苦しいですが、それでもまあまあちゃんと景色をとらえてます。
アスファルトに強い日差しが照り付けて、かなりコントラストの強いところで撮った写真。
さすがに白線のところは飛んでるし、木陰の暗いところはつぶれてしまっているが、これは仕方のないレベルと言うことで、、、
防水性能や耐衝撃性能がどんなものかはまだわかりませんが(限界が分かるまで試す予定もありませんが)、これで海に潜ろうという訳でもないので、自分の用途としては十分だと思います。
自転車に乗るときは、当分はこれで写真を楽しもうともいます。
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