BRM1003R東京200道坂
10/3(土)はR東京の200キロブルべに参加してきました。
距離は200キロですが、ちょっとした峠を4つほど超える獲得標高約3千メートルのコース。
6月からまるで乗っていなかったのですが、9月に入り風張峠に行ったり、先週は青葉の300キロブルべを走ったりとそこそこコンスタントに乗れているので、まあ何とかなるかなという感覚で参加。
登りも多いので何とか10時間台、あわよくば10時間で走れたら明るいうちに戻ってきて、受付で一休みして帰っても、風呂入ってからビール飲みながらサッカー見られるかななどと考えつつ、、、
朝4時前に起きてさっとしたくして出発。さすがにまだ暗い。
スタートの川崎市民ミュージアムまでは20キロ強、1時間ちょっとの道のり。
着いた時にはすでに明るくなってきていました。
久しぶりのR東京のブルべ。
顔見知りの常連の方々と久しぶりの再会。
夏にはPBP、9月には200キロブルべ7連荘のツール・ド・ブルべを走り切ったGuileさんのバイク。（PBPはこのバイクではなかったようですが、自慢げに(^^)プレートを付けてました。）
それにしても、サドルバッグからトップチューブ上を通る何本ものケーブルが圧巻。
16,000mAhのバッテリーが３つ入っているそう。
ハンドルにはライトやらGPSやら、、、 さらに黒い物体。何かと思えば、ベル代わりのクラクションとのこと。
車検の時にひときわ大きな音を鳴らして、周囲をビビらせてました。
簡単なブリーフィングの後、車検を済ませてスタート。流れでGuileさんとTさんと一緒になり、3人で進みます。
序盤はずっとGuileさんに引いてもらいました。
市街地なのであまり着かずにちょっと間を空けて走りましたが、前の人がペースを作ってくれると楽です。
Guileさんは、ポケットに大きめのちゃんとした（？）コンデジを入れていてちょっと重そうなんですが、画質は譲れないとのこと。
いい感じの写真を撮ってもらいました。（facebookから無断転載
ありがとうございます）
ありがとうございます）
信号の多い市街地を抜けて、相模川を渡るといよいよアップダウンが大きくなってきます。
調子よく上りすぎてミスコースなどしながらも、まずは、三増トンネルへの登り。
まだ疲れもないので、淡々と上ります。
予報通り天気は最高。
このころは日は差しても気温は高くなくて、道志みちはとても快適。
ブルべじゃない人たちに抜かれたり、抜いたりしながら、交通量の少ない道を気持ちよく走ります。
道志の先で右に折れて、道坂トンネルへの登り。
ところどころ8％ほどの勾配が続きますが、まだ元気なので一定のペースで走ります。
しばらく走ってトンネルに到着。
標高約1,000メートルなんですが、思ったよりあっけない感じで着きました。
トンネルを抜けると都留まで13キロほど一気に下る。
都留からは都留カントリークラブのわきを通って初狩のほうへ抜ける短いが少しきつめの登り。
ここもまだ元気が残っていて淡々と上るが、ここまで調子に乗りすぎたか、ちょっと疲れてきた感じ。
途中で大月市に入ります。
峠を越え、少し下ってR20に合流。
下り基調のR20を東京方面に進んだところでPC２のセブンイレブン。
まだ11時前と早目ではあったが、この先次のPCまで60キロあるので、ここで昼食。
スパゲッティやらデザートのゼリーやらを食べて、出発。
猿橋のあたり。
そういえば先週の青葉300ではこの道を反対方向から走ったばかり。
下り基調で楽なのはいいが、休んで体が冷えたところに更に風に当たって脚が回らない感じ・・・ と思っていたら、鳥沢の先でR20を左に外れ犬目峠への登りはじめでいきなりの劇坂。
急に力を入れて頑張って登っていたら、一気に両足が攣りました。
自転車を降りてストレッチなどして2～3分で何とか治まったものの、ちょっと無理するとまたすぐに攣りそうになるので、そこからはだましだましゆっくりと。
なんとか犬目峠を越えて、犬目宿～野田尻宿と続く風情のある家並みを下って上野原方面へ。
しかしながらこの辺りは下り基調とはいえ脚を回復させるのにいっぱい一杯で、写真を撮る余裕もなく、、、
下りきった後は、甲武トンネルへの登り。ここさえ越えれば、後はほぼ下りか平坦なのでなんとかなるだろうと信じて頑張る。
自販機で水分を補給し、パワーバージェルでエネルギーを補充して、登り始める。
しかしながら前半調子に乗って飛ばしたせいか、すでに脚は売り切れ状態。ところどころ現れる10％ほどの急坂を止まりそうなスピードで上る。
いい感じの田舎道。
天気もいいが、さすがに気温も上がってきて結構暑い。
やっとの思いで甲武トンネル。
入り口で写真を撮りそびれ、出口付近で一枚。いったん途切れてまたすぐに短めのトンネル。
ここからは檜原村へ一気に下る。
脚も少し回復してきていい感じのスピードで五日市の先のPC３セブンイレブンへ。
ここでコーラとアイスで一休み。
後半ペースが落ちたとはいえ、ちょうど2時。残りは40キロ弱でほぼ平坦なので、これは10時間切りはほぼ確実かと思うがこれが甘かった。
R東京のブルべでスタートから青梅方面に向かう時によく使うコースを逆にたどってゴールの溝の口を目指す。
途中、多摩川近くの畑やグランドが広がるまっすぐな道を抜ける。
反対から走るときはいつも平らな道なのに今一つスピードが乗らないなぁと感じていたのだが、反対から走って気持ち程度だがやや下りなのに気付く。
残り20キロで10時間まで1時間ちょっと。信号ストップなんかもあって意外とペースが上がらない。
実は更にこの先がしんどかった。
やたらと信号に引っかかるのに加えて、交通量も増えて交差点はところどころ軽い渋滞。
10時間切りは厳しい感じになってきたが、せっかくここまで来たのだからと思い、かなり頑張って走る。
信号が青になるとダッシュで加速。これがまた脚にくる。
すでに脚は疲れ切っているのだが、最後はなんとなく意地になり「ここまで頑張ったのは久しぶりかも」と言うくらい一生懸命走る。
もっともすでに疲れ切っていて、せいぜい30キロちょっとしか出ていないのだが・・・
なんとかゴールのコンビニに辿り着いて、急いで自転車を降り、飲むヨーグルトを買ってレシートを見たら時刻は１５：５６。
やった！ ぎりぎり１０時間切ることができました。
なんだか妙な達成感を味わいながら、のんびりと４キロほど先にあるゴール受付デニーズに行き受付を済ませる。
デニーズで「DEVILSブラウニーサンデー」とかいう大きめのパフェを食べて満足して帰路へ。
当初の目論み通り風呂に入って、ビール飲みながらサッカー見ることができました。
これで２０１５年のブルべは終了。
とりあえずSRもとれたし、キツイのもあったけど、楽しいブルべシーズンでした。
しかし、久々にヘトヘトな感じ。でも満足感たっぷりの一日でした。
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