BRM423青葉400km ~ぎりぎりの完走~(前編)

なんとか完走した青葉の400kmブルべですが、ちょっと大げさかもしれませんが、あらためてブルべの大変さを思い知らされるものでした。

今回は仲間と二人の参加ですが、一日中雨の予報で一人だったらサッサとDNSしていたかもしれません。金曜日に「小雨の様だし、一応参加してみようか」と参加することにしたものの、夜中の2時ころ激しい雨の音で目が覚める始末。
思わず「かなり降ってて、公道走るのも危ないほどならDNSするかも」と携帯にメールしてまた眠りに、、、
今回、スタートが登戸で家から自走で30分ほどなので、5時過ぎに起きて6時前に家を出ればOK。目覚ましに起こされて、窓の外を見るとすでに薄明るく、どうやら雨は上がっている様子。覚悟を決めて()スタート地点に向かうことにしました。

今回は、途中の238km地点でドロップバッグできるとのことで、デイバッグに替えの靴下やアンダーなどを詰め込みました。清里からの下りに備えて、そこまではいらないだろうなと思いながらも、バッグに余裕があったので冬の上下も入れておきました。そのときは、これに救われるとは思いもせずに・・・

短いレーパンで家を出たのですが、また小雨が降りだして足が冷えそうだったので、一旦家に戻り昔100円ショップで買っておいたカッパのズボンを履いて再スタート。
走っているうちにまた本格的に降り出して、こりゃ参加する人も少ないかもと思いながらスタート地点の「せせらぎ館」に行くと、すでに何人もの人が集まってました。
後で聞いたところでは、エントリー100人に対して今回スタートしたのは50人とのこと。意外と多いんですね。まあ、400kmのしかも山岳コースのこのブルベに参加しようという人達ですから、皆さん雨くらいでへこたれたりはしないのかもしれません。

ブリーフィングが始まりましたが、皆さん上下のレインウェアやヘルメットカバー、シューズカバーなどしっかりした恰好されてます。レインジャケットを着ただけと言う人は何人かいましたが、私みたいに普通のカッパに100円のズボンなんて恰好はちょっと見当たりません。
とはいえこのカッパ、自転車用ではないのですがmont-bellのゴアのもので、雨は通さないしムレたりしないので、まあまあ快適でした。
仲間は、ヘルメットにサランラップを巻いていました。サランラップでどうかと思ったのですが、意外ときれいに巻けていて頭がぬれることもなく、なかなか良かったようです。
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車検を済ませて、7時少し前にスタート。
空はさほど暗くありませんが、しとしとと雨が降っているのと、路面が思いっきり濡れていて前の自転車の跳ね上げがすごいので走りにくい。
府中街道を北上し稲城大橋へ。ここは歩道を通って渡るのですがタイル状の路面が雨に濡れてむちゃくちゃスリッピーで怖かった。ちょっとした上りやカーブでも後輪が滑るのが分かるほどで、慎重に進みました。

青梅近くのPC1まではほとんど平坦ですが、やたら信号にかかってアベレージは上がりません。少し頑張って漕いでも、すぐに信号に引っかかりアベレージは17km/hほど。先も長いので、あせらず無理せず進みます。雨も上がって、というより路面も乾いているので、このあたりはずっと降っていないのかもしれません。
今回、カメラは雨でぬれないようにジップロックに入れていたので、走りながらやちょっと止まっての写真はありません。ブログを書くにはつらいところですが、仕方ありませんね。

PC1のファミマ。ここで、お茶とおにぎりを補給。
ふと、カッパを見ると右足の付け根辺りが破れて穴が開いてました。まあ百円だから仕方ないかと思いそのままに。
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秩父のPC2までは山伏峠を越えます。今回のコースは秩父と道志みちの2つの「山伏峠」を越えますが、これはその一つ目。
しばらくは、渓谷沿いの緩い上りで、和田峠に向かう陣馬街道のような景色。天気が良ければ気持ちの良いコースでしょう。
更に進むとは7~8%の上りが4kmほど続き標高600mほどまで上りますが、このあとの1,000m超の峠を3つ超えることを考えれば、まだまだ序盤。でも、結構キツイ。おまけに、安カッパが足の付け根で完全に破れて、ずり落ちてきて邪魔でしょうがありません。かといって取ってしまうと寒いので、時々引っ張り上げながら走ります。

何とか峠を越え、あとは下ればPCのセブンイレブン。
曇ってはいますが、雨もたまに小雨が降る程度で問題のない程度。もしかして、今日はずっとこんな感じの天気かも・・・ なんて期待は見事に裏切られるのですが、、、
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お昼には少し早いですが、おなかも空いてきたのでスパゲティーとトン汁でお腹を満たして出発。
碓氷峠ふもとのPC3までは、高度差はあまりないものの、微妙なアップダウンが続き思いの他疲れます。PC3のファミマでは、またまたお腹が空いたのでカップめん。食べ過ぎかとも思いますが、ブルべの時はちょっとでも食べたいと思ったら、食べられるだけ食べるようにしています。
あとは、「ガリガリ君リッチ」とレッドブル。仲間によれば「レッドブル」何となく元気が出る、様な気がする、らしい。(かなり怪しいが、だまされたつもりで飲んでみる)
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PC3を出ると、いよいよ碓氷峠。
標高960mまで上りますが、走ってみると勾配も3%程度と緩やか。車も少ないし、路面もきれいでとても走り易く、気分よく上ります。仲間に「やっぱりレッドブル効くような気がするでしょ?」と言われるが、レッドブルのおかげかどうかは?である。

途中のメガネ橋。せっかくなので、ここだけは自転車を止めて写真を撮りました。
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カーブには番号の書いた標識が立ってますが、ここは33番目。全部で184まであるらしいので、まだまだ序の口。
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184番目のカーブまで道のりは長いのですが、最後まで斜度がきつくなることもなく、峠の手前までは雨も降らず、快適な道でした。

しかし、比較的調子よく進んでいたのもここまで。写真を撮ったのもここまででした。
ここからは、雨と寒さで写真を撮る余裕もなく、走るだけでやっと。

ここまで書いて、長くなりそうなので、一旦保存。続きは「後編」にて。

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