2018帯広ブルベその４（ブルベ400ぐるっとくっしゃろDNF）

2018/08/04

明けて7/2(月)
翌日は400ブルベ「ぐるっとくっしゃろ」。8時スタートと遅いので、のんびりしていてふと気付くと7時半を過ぎている。
慌てて準備をして行くが、結局参加者は3名という寂しいことに。
自分はと言えば前日の膝の痛みは治まった気もするが、走ってみないと何とも言えない感じ。夜には結構な雨が降る予報もあって、今一つテンション上がらないままスタート。

3人で一緒に走り出すが、すぐのところで600も走っているSさんがサイコンの調子が良くないと言って停止。すぐに追いかけるからということで、札幌から参加のNさん（女性）と二人で進む。
とりあえず平地を走る分には膝は大丈夫そうなので、前を引いて進む。

前日、雨の中戻ってきた道を反対方向に進む。
平坦で風もほとんどなく、昨日とはうって変わって水たまりもなく走り易い。

十勝川を越える。このところの雨で水量はかなり多い。

十勝国道（R38）を浦幌町に向かって進み、吉野共栄の信号をそのまま直進。
小さなアップダウンを越えてR336へ出る。緩い上りを進むと牧場が広がる。緩い登りでも踏み込むとやはり右ひざがちょっと痛い。Nさんも遅れがちになるが、こちらもペースダウン。
曇りがちながら、時折薄日も差すいい感じの天気。「このまま降らなければいいのに」と思う一方で、この調子ではまっとうな登りは上れない気がするし、夜は大雨の予報だしでこのあたりからDNFする気満々。おまけに夜中（と言うか翌早朝）にはワールドカップの日本戦（vsベルギー）もあるしで、どこでやめようかという状態。
朝、主催の人からお昼食べるなら100キロ弱地点の白糠にある「はまなす」というレストランがいいよと聞いていたので、とりあえずそこまでは行こうと決めて進む。

少し上ったところでは霧が出てきた。

昆布刈石展望台の標識があるが、この霧では何も見えなさそう。

のんびり走っていたらすぐにNさんも追いついてきて、緩やかな下りを颯爽と行く。

下ったところで海岸線に出るが、ふと見ると鹿が浜を歩いている。
う～ん、ワイルド。北海道っぽくていい！

そこからは雨は降らないが、終始こんな感じの曇り空＆霧。
ボトルの水がなくなってきたので自販機を探すが、ない・・・

あと10キロほど進んで音別まで行けば昨日寄ったセイコーマートがあることが分かっているので、とりあえずそこまで頑張る。
再びR38に戻って少し行ったところのセイコーマートで給水＆アイスタイム。

白糠まではあと15キロほど。
ゆるいアップダウンをいくつかやり過ごして進むが、相変わらず視界はあまり良くない。

馬主来沼（後で地図を見て知った名前だが）の横を抜け、、、

すでにブルベではなく本日の目的地と化した白糠のレストラン「はまなす」に到着。
ここまで95キロちょっと、アベレージ26キロほどで来た。平坦基調で信号もほとんどないとはいえ、自分的にはかなりいいペース。もっともここがゴールと決めたからこのペースで来たが、この先まだ300キロ以上走ると思ったら、ずっと手前からペースを落としていた。

ほどなく追いついてきたNさんと合流し、ここでDNFする旨伝えると「私もそうします」とのこと。
なんだか誘ったみたいで申し訳ない気もしたが、まあブルベは走るもやめるも本人の意思が全てなので。

じつは主催のTさんもレンタカーで来てここで待っていてくれて、3人で昼食。
ここの人気メニュー「エスカロップ」を食べる。

ゆっくり昼食を楽しんでいると、窓の外をSさんが通り過ぎて行った。ここで二人がDNFしてもはや一人だけになっているのだが、まだ我々が前を走っていると思っているに違いない。
少したって食べ終えたTさんが車で追ったが見つけられず、、、まあ、誰の助けも借りずすべて自己責任なのがブルベなので。（結局Sさんは600に続いて400も完走。エライ！）

明るいうちに帯広に戻り、今年の北海道での自転車ももう終わりなので、泥だらけになった自転車を洗車。