BRM421静岡400の記録

先日書いたとおり、週末に静岡の400キロブルベに参加してきました。
何とか完走はしましたが、いやぁ~、思った以上に苦戦して今日もまだ筋肉痛が残ってます。

6時に袋井をスタートなので2時に起きて出発、ということで前日は11時前に布団に入ったのですが、なんだか全然寝付けなくて、ちょっとうとうとしただけ。
そのまま2時を迎え、目覚ましも鳴らさずに起きました。
なんだか、遠足前の小学生みたい・・・

寝不足が心配ですが、とりあえずさっと準備して車で出発。途中で一緒に参加する仲間を拾って、東名で袋井へ。
雨が心配でしたが、予報では朝は曇りで昼間は晴れ。翌日も明け方までは降らないとのこと。とにかく雨さえ降らなければいいんですけどね。

結局スタート地点に着いたのは5時半頃で、ちょうどブリーフィングが始まってました。
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スタッフの方の話を横耳?で聞きながら自転車を組み立てて、6時5分前くらいにスタート・・・と思ったら、走り出したとたんに何か変。一瞬何か分かりませんでしたが、ふと見るとグローブをし忘れていることに気づきました。
あわてて戻って、薄手の長指グローブを付け、指きりグローブをバッグに入れて再スタート。
更にしばらく走ってふと見ると・・・ ボトルに水が入っていない わざわざ2リットルの水を持ってきたのに、二人して入れ忘れてました。
う~ん。今回はどうも調子がおかしい。

コースの方はエコバスタジアムの横を抜けて県道を御前崎方面に走ります。
基本平坦なんですが、若干の向い風。それでも信号も無く順調に進んで、30キロほどでPC1のセブンイレブンに到着。水分と大福もちを買って、まだおなかもすかないので大福はポケットに入れて出発。

しばらく走ると太平洋に突き当たります。
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復路は突き当たりのT字路を左から右へ真っ直ぐ御前崎のほうへ行くのですが、往路は内陸からここで海に突き当たって、左折します。

海岸線に出たあたりから、モロに向い風が強くなり。坂でも無いのに、なかなかスピードが出ない状態。
↓道端の旗も見事に向い風の方向になびいてます。
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焼津の先は海岸線の少し高い気持ちのいい道を走ります。
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この道は、昨年の静岡600で反対側から走った道だなぁ、なんてことを思い出しながら走りますが、向い風のせいもあって既に結構足を使っている感じ。

海岸沿いのR150は相変わらず強烈な向い風。
道沿いにはイチゴ狩りの農園が沢山あって、ピンクの服を着たお姉さん(らしき人)が呼び込みやってます。
まさか、こんな反射ベスト着て自転車に乗ってる人がイチゴ狩りするとは思って無いとは思うのですが、盛んに手など振ってくるので反応に困ってしまいます。
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ここで5人ほどのグループと合流。
合流と言っても後ろから追いついただけなのですが、しばらく後ろに付かせてもらって楽することに。 と、突然二人前の人がコケて、その後ろの人がそこに乗り上げる形で落車。こちらは少し距離を空けていたので避けられましたが、結構な勢いで後ろの人が突っ込んだので、ちょっと心配しました。
二人ともすぐに立ち上がったので大きな怪我は無かったようですが、後で聞いたところではホイールが曲がったか何かで結局DNFとなったようです。
前の人が何故突然コケたのか分かりませんが、怖いですね。

で、風除けのグループを失い、また二人で向い風の中を頑張って進みます。
富士山スカイラインまでは無理せず足を温存する作戦だったのですが、既に足が攣りそうになる感じ。全然スピード出て無いんですけどね。

その先は、しばらくR1の海側の側道を走ったあと押しボタン式の信号を渡り、両側に古い家並みが続く旧東海道の細い道に入りますが、なんだかやけに沢山の人が歩いてました。
何の観光名所なのか良く分かりませんが、人にぶつからないようにゆっくりと抜けて最初の峠へ向かいます。
高さも400mにも満たない峠で、その後の1,500mほどもある富士山スカイラインに比べたら軽く準備運動くらいとなめてたら、これが結構キツイ。
最後の2キロほどは12%くらいの斜度が続いて、今にも止まりそうな速度で何とかクリア。
峠にはAJ静岡のスタッフの方が(笑いながら)迎えてくれてました。

↓上ってる途中。天気も晴れて気持ちのいいコースではあるのですが。
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一旦下って、PC2。ここでうどんとおにぎりの昼食を食べ、いよいよ本丸のスカイラインに挑戦。
この富士スカイライン、一昨年の青葉300でも上ったことがありますが、そのときは暑さとそこまでの道のりで疲れ果てて、ヘロヘロになりながら途中歩きながらやっとの思い出上った記憶があります。

なので、今回はなんとか完走したいところですが、既にかなり怪しい感じ。
少し上ると桜のきれいなところがありましたが、写真を1~2枚撮るのがやっと。しっかり楽しむ心のゆとりがありませんでした。
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この道は20キロで1300mほど登るのですが、途中平坦とか下りとか無く、とにかくひたすら上り続けます。
半分くらい行ったところで、完全にエネルギー切れといった感じになったので、一度止まってパワーバージェルを補給。
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補給したらちょっとの間だけですがなんだか元気が出て、なんとか上まで上れました。
「パワーバージェル、結構自分にあってるかも」って思いました。
峠付近は結構気温が下がってますが、気温の表示を見ると「14℃」。「いやそんなに高くは無いでしょ」と思いつつも、ウィンドブレーカを着て下り始めます。
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下りは濃い霧で体がしっとり濡れ、視界が悪くて走りにくい。
それに14℃じゃなくて1.4℃じゃないのと思うくらい寒い。カチカチに固まって冷え切った体で、何とか御殿場のPC3に駆け込む。とにかく暖かいものが食べたくてカップのそばを食べ、やっと体が温まって生き返る。

この先、籠坂峠~山中湖~本栖湖と抜けて戻るのですが、暗くなってきた&疲れてきたこともあり、例によってここからは写真も1枚もありません。
なので、つまらない文章だけでご勘弁を。

御殿場から山中湖へ抜けるR138の籠坂峠は斜度も大したことなく、淡々と登れるのですが、路肩が狭くて大型車が沢山通るので、結構怖い。
トラックを運転しているほうも邪魔な自転車でストレスなんでしょうが、抜かれるこっちはヒヤヒヤもので全然楽しくない。

河口湖あたりですっかり暗くなり、鳴沢のPC4では気温も相当下がってきました。
念のためにと持ってきたアンダーやベスト、ウィンドブレーカー、ニーウォーマーなんかを全て着込んで何とか寒さをしのぎながら、走り出しました。

本栖湖の先からは標高差600mほどを一気に下り、下ると同時に気温も上がって走りやすくなりました。
ここから先、富士川沿いはこれまでにブルベで3度ほど走ったことのある道。
慣れているといえば慣れているのですが、川沿いを下る割には小さなアップダウンがあって、結構きつい感じです。途中で3人ほどと合流し成り行きで先頭を走りながら5人で富士川を渡り最後の峠へ、、、と思ったところでミスコース!
すぐに気づいてUターンしたのですが、後ろの人が勢いでこけてしまいました。問題なくすぐに走り出したのですが、どうもスミマセンでした。

あとは海岸線をひたすらゴールに向けて走るのですが、行きに向い風だった分、帰りは強い追い風。軽く踏んでるだけなのに40キロくらい出て、それで自分の周りは無風状態。
「こりゃいいぞ」と思いながら走ったのもつかの間。途中からは突風の横風になったりして、走りづらかったです。
おまけに、このあたりから猛烈な眠気に襲われてきます。
まあ、前の日ほとんど寝られずに、そのまま走り続けて真夜中を過ぎているわけですから、眠くないわけが無いんですが、さすがに耐えられずに24時間営業のMacによってチキンタツタを食べ10分ほど仮眠。
ちょっと元気になって走り出しましたが、また猛烈に眠くなりコンビニの駐車場で15分ほど仮眠。
走り出して、またまた猛烈に眠くなり、コンビニの裏で壁に寄りかかって10分ほど仮眠。
とまあ、とにかく眠気と戦いながら、やっとの思いでゴールしたのは朝の5時過ぎ。
なんと、23時間以上かけて400キロを走ったと言うわけでした。

ゴールでは、スタッフの方の用意してくれたおでんをいただいてちょっと元気を取り戻しました。
で、ここからの帰り道も地獄の睡魔との闘い。
さすがに居眠り運転は即命にかかわりますから、なんどもPAで仮眠しながら10時過ぎに家に帰り着きました。

とにかく、400を1本でこんなに疲れ切って、来週のブルベ7連荘「東北1700」は絶対無理じゃないかと不安になりましたが、2日ほど過ぎたら悪いことは既に忘れかけていて、何とかなるかもと思い始めてます・・・ 楽観的過ぎ?

まあ、何事もチャレンジと言うことで!

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