BRM517東京600 ぐるっと安曇野

先週末はR東京の「BRM517東京600ぐるっと安曇野」でした。
先月の「関東一周」は寒さと体調不良であえなくDNFとなってしまい、SR取得ならずでしたので、今回はリベンジマッチと言うことで何とか完走したいところ。

前回寒さにやられた反省もあり、今回は念のためCRAFTのウィンドストッパが付いた冬用インナーも持っていく。しかし、念のためのつもりだったが、これがなかったら遭難していたかも(大げさ)

例によって等々力公園の川崎ミュージアム5時スタートなので、4時半のブリーフィングに合わせて家を3時半前に出発。
寒いかと思いきや、さほどでもなく普通に半袖ジャージ、短パン、ショートグローブに防風ベストを羽織るくらいでちょうどいい。
さすがに家を出るときは真っ暗だが5時前には明るくなってくる。

ちょうど4時半頃着いて、今回はGuile K.さんとご挨拶。前回の関東一周をしっかり完走しているつわものだが、ゴールデンウィークの1,000kmではついにDNFしてしまったとのこと。
(後で聞いたら、スタートすぐにシフトワイヤー不良でフロントインナー縛り、しまいにリアも変速不良になり足理が痛くなってしまい700kmでリタイヤとのこと。まあ、その状態で700まで走る辺りは立派な変態ですね ^^)

スタートはC組なので、早いスタートの人を見送る・・・ と言っても5分くらいしか変わらないけど。この時間にはすっかり明るい。
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青梅までは、定番のルート。
先々週に松姫峠に行ったとき痛かった右ひざは若干違和感あるものの、特段の問題はない。このまま最後まで持ってくれることを願いつつ走行。
青梅から北上する道は一瞬きつい登りだが、あとは飯能まで快適な下り。

更に先に進むと、軽いアップダウンが続く。
こんな素敵な感じの道も多い。
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ブルベをやっていると、自分では絶対にわからないようないい感じの道を通ることが多い。
スタッフの方が調査と経験で作り上げてくれているのだろうが、自転車で走るのにちょうどいい交通量が少なくて、気持ちのいいコースが沢山あって、ホント楽しい。
ありがたいことだ。

途中には「会議室」という雀荘なんかもあって、「ちょっと会議室行ってくるわ」なんて仕事中でも言いやすいなぁとか、無意味なことを考えたり、、、
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これは藤岡の辺りだったか。この道も気持ちいい。
この日は終始向かい風があるものの、最高にいい天気。
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最近よくニュースに出る富岡製糸場のそばを通る。興味はあったが、さすがにまだ1/5くらいしか走ってないので、そこまで余裕はなく寄るのは諦めた。
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富岡を抜け、軽井沢へと向かう道。
この辺りは変な形の山が多い。
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碓氷峠までは比較的フラットなコースだと思っていたが、実は結構細かくアップダウンがあり、向かい風と相まってあまりペースは上がらない。

今回はおぎのやで釜飯を食べようと思っていたが、結局ありつけたのは1時ころになってしまった。
これで1,000。まあ、おいしいと言えば美味しいが、安くはない。しかも器は持って帰れないので、その場に捨ててくだけだし。
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それでも、すきっ腹には大変おいしくいただいて満足。
そこからは碓氷峠への登りだが、確かさほど急な登りではなかったはず。
上り始めてすぐ、碓氷湖のそばを抜け、、、
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お約束、眼鏡橋では自転車を降りて写真撮影。
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終始3~5%の斜度で10kmほどの距離を淡々と上ると峠に到着。
カーブには番号が振ってあって、上るにつれて番号が上がっていくのだが、183で最後。
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No.183のすぐ先が峠。
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そこからは、軽井沢~小諸を抜けて千曲川沿いに西へ向かうが、この辺りもまた向かい風が半端なく強い。
ふと道の横の吹き流しを見ると、見事に真横。イヤあキツイ。
それでも関東一周の時みたいに、延々と20キロも強い向かい風が吹くよりはまし・・・と思うことにして何とか進む。
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途中には北国街道の宿場だったという「海野宿」というところを抜ける。
初めて聞いたが、趣きのある建物が両脇に残るいい感じの場所でした。
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別所温泉のPC4まで相変わらずの向かい風。疲れ切ってトロトロと走っていたら、後ろから男2人+女1人の3人組が抜いて行ったので思わず後ろに着かせてもらう。最後2キロほどは楽させてもらいました。

PC4からPC5までは50キロもない距離なのですが、修那羅峠と四人峠というちょっとした峠を2つ越えます。この峠が距離は2~3キロ程度なのですが、ところどころ10%を超える斜度があり結構きつい。
PC5に着いた頃にはすっかり暗くなってました。

今回どこで寝るとか何も決めずに来たものの、やはり仮眠なしに600は出来ないので、村井駅近くの「信州健康ランド」で仮眠することに。
距離が320キロ弱と、本当ならもう少し進んでから仮眠したいところだが、どうやらこの先に日帰り温泉はないとのことなのでやむなくそこで。
結局10時前に到着し、一風呂浴びて仮眠室に入るが、仮眠室も12時までは明かりが煌々とついていて意外と寝られない。
何となく寝たような、ちゃんと寝てないような・・・ 2時にかけておいた目覚ましを聞く前に目が覚め、結局2時ちょっと前には健康ランドを出発しました。

出発してしばらくは登り基調なのですが、その先は伊那まで20キロ以上の長い下り。
きもちよく飛ばせるはずなのですが、これがまた寒い
途中の気温表示は4℃を示してたが、少し進むとさらに気温は下がった感じで、体感温度は1度か2度くらい。下っていて40キロも出ると寒くて耐えられないほど。CRAFTのインナーとレインウェアの上を着て何とかしのぐが、それでもくそ寒い。
ついに耐えられなくなり、途中のコンビニに避難。そこでカップスープとコーヒーで暖を取り、更にホッカイロを買って方の前に張り付けて再出発。
それでも寒いが、なんとか耐えて伊那へ。

伊那の先で左折して東に向かう道。
5時前になり東の空が明るくなってきた。
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後ろを見ると中央アルプスの駒ヶ岳だろうか、白い山頂が暗い空に浮き立って見えて美しい。やっと寒さも和らいで、気持ちよく走る。
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日曜日も天気は快晴
気温もぐんぐん上がって、R20を進むころには20度はある感じ。
富士見あたりから富士川までは40キロ近く続く下りで快適に飛ばす。この日は風も無く(というか若干の追い風)走り易い。

途中、サントリーの白洲工場の脇を通り、
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R20からそれる須玉のあたりでは、富士山をきれいに望むのどかな風景に出会ったり、観光気分で進む。
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富士川町のPC6までは快適な下り。
PCで一休みしながらふとtwitterを見ると、ぐるっと安曇野に参加しているBakkyさんがDNFのつぶやき。既にブログもアップされていて、思わず参加途中でコメントまで書いてしまいました。
まさか、走っている途中にDNFした人のブログを見るとは思ってませんでしたが、ゴール受付にいてくれたBakkyさんによれば走っている人からコメントもらうとは思ってなかったとのこと。そりゃそうか・・・

PC6を出るとそこからはラスボスともいえる若彦トンネルを抜ける河口湖への登り。
このあたりから、脚の疲れと、ついに右ひざが痛くなってきて、ちょっとした登りでもつらくなる。若彦トンネルへの登りは全体としてはさほどきついものではないが、ところどころ10%越えの上りがありこれが妙に苦しい。ほとんど止まりそうな速度になりながら、かろうじてトンネルに到着。

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2キロ以上ある長~いトンネルを抜けると、河口湖。
富士山がばっちり見えました。
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あとは山中湖から、いつもの道志みちで戻るだけ。
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相変わらず膝の調子は今一ですが、道志みちは基本下りなので問題なし。
最後は津久井道の鶴川辺りで大渋滞に巻き込まれ、(この辺り路肩も狭く通り抜けできない)ずいぶん時間かかってしまいましたが、かろうじて薄明るいうちにゴール。
いやぁ~、とっても疲れたけど、天気もコースも良かったし、なにより完走できてよかった。
寒さと向かい風は厳しかったが、これも含めてブルベと言うことで。

武蔵中原のデニーズで受付を済ませ、パンケーキを食べて帰宅。
家に帰ったら7時半でした。

さすがに眠いので、9時ころにはベッドに入って寝てしまったのですが、11時ころ子供を駅まで迎えに行った妻から「ハンドルが動かなくなって道路の真ん中で立ち往生」との電話。
結局レッカーで運んでもらったりして(自分は家にいただけですが)、結局寝たのは1時過ぎ。
翌日の会社は一日中眠気との戦いでした。

という訳で、なんとか今年もSR確定。ヨカッタ!

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