BRM328R東京400　行って来いサッタ峠

2015/03/30 2018/03/07

この週末はR東京の400ブルベを走ってきました。
いやぁ～、気が付けば前回ブログを更新したのが1月13日なので約2か月ぶりの更新となってしまいました。
その間も1月末の300ブルベなど全く走ってなかったわけではないのですが、どうも更新が億劫になってしまって・・・
でも、せっかくの自分の日記代わりのブログでもあるので、久しぶりの更新です。

予報では、土曜日の日中は20度近くになるということでかなり暑くなりそう。でも、朝晩はそこそこ冷えそうということで服装に悩んだのですが、とりあえず、
・薄手の長袖防風ジャージに夏用のインナー＋冬用のインナー
・下は少し寒いとき用の長パンビブ
・さらに出がけはウィンドブレーカ
という出で立ちで4時半頃に家を出発。思ったほど寒くない。

3月も終わりになると夜明けも早くなってきて、5時過ぎには東の空が明るくなってきた。

ブリーフィングの始まるころにはすっかり明るい。
この時点でさほど寒くなくて冬用のインナーを脱いでちょうどいいくらい。

R東京の津村さんから簡単なブリーフィング。
コースの名前にもなっている「サッタ峠」は標高80mと峠と呼ぶにはかなり低いながら、「舐めたらいけません！　まあ押して登っても15分もかかりませんから頑張ってください。」とのこと。
いやいや、そうは言うてもルートラボの高低図見ても途中の冷川トンネルの方が何倍も高いし・・・と思っていたのも現場に行くまで。あとでその意味を知ることになりました。

6時にスタートして、中原街道を西に向かいます。
ここは以前にも通ったことのあるコースで、細かなアップダウンが続くのと信号に引っかかるので、思った以上にきつくてペースが上がらないのは織り込み済み。焦らずに進みます。

厚木を過ぎたあたりからは、平たん基調になり信号も少なくなりグッと走り易くなる。
なんども走っているコースで小田原を抜け、真鶴の駅前を通過。

朝のうちは薄曇りだったが、この辺りからは晴れてきて気温もだいぶ上がって来る。
アップダウンの多い伊豆の東海岸も淡々とこなす。

伊東のPC２には11時過ぎに到着。
ちょっとお腹が空いたが、お昼は修善寺か沼津あたりで食べようと、ここでは軽めにパンを食べて出発。
ここからいよいよ一番の登り。
と言っても8キロで300mほどの上りなので、さほどきつくはない。一昨年のブルベで上った時の印象よりも短い感じで、意外とアッサリとトンネルを通過。

あとは修善寺まで気持ちの良い下り。

修善寺から沼津までは、途中川沿いの細い道を抜ける。近くの幹線道路は何度か走ったことがあったが、こんな道は初めて。
自分だけでは中々通れないこんな気分のいい道を通れるのもブルベのいいところ。

人も車もなく、快適なコース。
もっとも、復路は真っ暗な中一人で通るとちょっと不安になる場所でもある。

途中一面の菜の花。見事に咲いてました。

さて、お腹はだいぶ空いてきたものの「牛丼屋かラーメン屋で食べよう」と思って走っていたが、いい感じのところが中々見つからない。
そうこうしているうちに沼津も通り過ぎてしまい、ますますお店が見当たらなくなってしまった。
2時を過ぎていよいよ腹ペコで、こりゃマズイと思っていたら何とかラーメン屋を発見！
ネギ味噌ラーメンと小ライスをいただく。

お店の人に一言断って給水器からボトルに水を入れていたら、お店のおばちゃんがコップに氷を入れて持ってきてくれた。まだこの時期キンキンに冷えた水は要らないなぁと思いながらも、その親切心に感謝してボトルに氷を突っ込む。

途中の道からは富士山も良く見える。

旧東海道を進んで、由井の先からはついに「さった峠」（薩埵峠と書くらしい）
旧道が終わるかと言うあたりで突然横道のようなところに激坂が見えて、そこがサッタ峠。
あまりに急に現れる激坂に意表を突かれて、フロントをインナーに落とすのがやっと。
短いながらも20%ほどはありそうな細い道をダンシングで何とか上って行く。
なるほど、確かにこれは舐めたらイカン。

でも、道から見える景色は最高。
振り返れば富士山も見える。

峠を越えて急で短い坂を下ったら、あとは平坦なコースを折り返しのPC３まで数キロの道のり。
桜がきれいに咲いている道を抜けて進む。

PC3には3時半頃に到着。
200キロ強を9時間半なので、まあまあ良いペース。帰りも調子よくいけば（あくまでも調子よくいけばですが）20時間程度で戻れるかも、、、

という訳で、同じ道を折り返して戻るわけですが、さすがに疲れも出てきてペースは落ちる。
この後は暗くなり、写真もなし。

冷川トンネルは比較的あっさりと超えられたものの、伊豆の東海岸あたりから風が強くなり走りにくい。風向きが安定せず、たまの追い風はいいんだが、時たま横から突風が吹いてちょっと怖いくらい。もちろん向かい風はシンドイ。

それでも、ラスト40キロくらいまでは何とか20時間切れるかと思いながら頑張っていたのですが、中原街道のアップダウン＆信号地獄にやられてしまう。
繰り返し現れる短い下りと上りで、それでも下った勢いで進めればいいものを、これがまた見事に下ったところで信号に引っかかる。それも待ち時間が結構長い。
ただでさえ疲れてペースダウンしているところに、信号パンチを喰らってノックダウン。