BRM501埼玉200アタック寒風山 (東北1700-3)

東北1700のブルベ5連荘も、最初の600が終わってやっと第2弾。
200キロのアタック寒風山です。
前日夜8時にはホテルに入り、この日のスタートは8時半とゆっくりなので、しっかりホテルで朝食も食べて集合場所へ。

昨日も海岸線に出てからはかなり暖かい気候でしたが、今日も朝からずいぶんと暖かい。
薄手の長袖ジャージに、一応ベストとニーウォーマーはつけたものの、無くても全然寒くない感じ。

集合場所の「道の駅あきた港」には既に沢山の参加者が集まってました。
横の駐車場では出店でアイスを売ってましたが、どうやら一つ700もするらしい。それでも何人かの参加者が買ってました。売ってるおばさん(おばあさん?)、今日は朝からずいぶんといい商売になったことと思います。
Resize0582

りっぱな高い塔が見えます。「秋田ポートタワーセリオン」と言うらしい、、、
Resize0583

簡単なブリーフィングの後、いよいよスタート。
このコースは序盤に一つ峠があるだけであとは平坦基調。
おまけに、結構強い追い風で軽くこぐだけで一人旅でも30キロ以上で巡航!
道も真っ直ぐで気持ちいい!
(と思っていたのは序盤だけで、終盤は結構この真っ直ぐな道がつらくなりました)
Resize0584

しばらく進むと、道の左におおきな「なまはげ」
なんかテレビで見たことあるような気がします。ほとんどの人が止まって写真を撮ってるので、自分も記念に。
Resize0585

30キロほどでPC1に到着し、いよいよここから寒風山への上りの始まり。
一旦グッと上って少し下った後、また上ります。
距離はたいしたことありませんが、ときどき12%を越える勾配で結構キツイ。急ぐたびでも無いので、無理せずのんびり上がります。
この辺りではまだ皆さほど離れておらず、前後を見ると何台も参加者の姿が見えます。
Resize0586

汗だくになりながらやっと上りきると、展望台へ行く道とは分かれて山の反対側へ下る道。ブルベのコースは展望台へは上らず少し下を通り過ぎます。
聞くところによると、展望台までは15%越えの坂が数百メートル続くらしい。
ところが、何台もの自転車が何を血迷ったか展望台の方へ、、、 「バカかこいつら・・・」と思いましたが、確かにここまできて山のてっぺんに行かないと言うのも勿体無い気が。
どうやら自分も「バカ」のお仲間らしく、展望台へ向かってしまいました。
立ち漕ぎなど織り交ぜながら、何とか頂上へ。

なかなかの眺めでしたよ。
Resize0587

下を見ると、眼下には今来た道が。何台もの自転車が一生懸命上ってます。
「頑張れョ」って妙に上から目線で応援して、、、
Resize0588

ここからは一気に下り。交通量の少ない道を気持ちよ~く下ります。
途中には桜のきれいなところも。
Resize0589

下った後はひたすら平坦な道。
しかも、超がつくほどの真っ直ぐな道。ホントに地平線まで真っ直ぐ続いているように見えました。
Resize0590

「おお、北海道みたいだなぁ」なんて思っていたのも最初だけ。途中からあまりの単調さにモチベーションが下がりっぱなし。
おまけに路肩が狭いため時折通る大型車が結構怖い。まあ、向こうも邪魔な自転車だなぁと思ってるんだろうけど。
更には、この辺りからお尻の痛みが出てくる。600のときはしばらくごまかしてたら収まったけど、今日はどうにも収まらない。お尻の位置を少しずらしたり、平地なのに時折ダンシングで進んだりしながら何とか進む。
てな訳で、とにかくどこまでも続く真っ直ぐな道が恨めしくなってくる。

やっと(超)平坦真っ直ぐ道も終わり、能代を抜けると海岸線の道。
適度なアップダウンがあって少しは気がまぎれます。
横には五能線を通るローカル列車。いかにもテレ東の旅番組にでも出てきそうな風景です。
Resize0591

山の斜面には「さくら祭り」という看板と気持ちのよさそうな芝生の斜面。
Resize0592

事前に地図を見ていたときに、途中に「不老ふ死温泉」というところがあったので、良く聞く温泉はここだったのかと思っていたのですが、それらしい場所に近づいても一向に標識も無い。「へんだなぁ」と思いながら走って、やっと見つけたのは道の脇の標識一つ。
なんか、拍子抜け。
Resize0596

海岸線はところどころちょっとしたアップダウンがある。お尻の痛さもあって、平坦路でもあまりスピード出せずに走っていると5人くらいのグループにビュッと抜かれる。上りになると平坦でゆっくりな分元気なので淡々と走って追いついてしまう・・・ 見たいな感じで走ってました。
大体もう600の後半から、自分と似たようなペースの人は固定されてきて、一旦離れたりするのですが結局また一緒になるみたいなパターンでした。

ところで、海岸線を走っていると道路標識に「千畳敷」まで○○キロの標識が何度も出てくる。
さぞかし、何かすごい観光名所なのかと思って立ち寄ってみると。
う~ん、まあ比較的平らな広い岩場といえばそうかもしれないが、、、 こんなの佐渡にもありそうな風景。と、まあ残念な感じで写真を1枚とって早々にスタート。
Resize0593

170km過ぎて鯵ヶ沢のあたりでは、焼きイカを売ってるお店があちこちでいい匂いを立ててました。ちょうど夕方になってそろそろおなかもすいてきたので、食べようかと思ったのですが、丸ごと1ぱいはちょっと大きい。おなかを壊しそうな気がする。
「半分とか売ってませんか」と聞いてみたのですが「それは無いねぇ」と言われてあきらめた。
五所川原で夕食をガッツリ食べることにして、ここは我慢。

鯵ヶ沢からは内陸に入り一路ゴールの五所川原に向かうのですが、ここがまた平坦真っ直ぐ道。
お尻の痛みも益々ひどくなり、こりゃあこの先無理かなぁと本気で思い始めたのもこの辺り。擦れ止めのクリームを持ってこなかったことをひどく後悔。orz
それでもなんとしても明日の竜飛岬までは行かなくてはと考えていたら、「そうだ、替え用に持ってきたもう一枚のレーパンを重ねてはいたらいいかも」と思いついて少し気が楽になった。

右手には岩木山がきれいに見えた。
明日は、竜飛岬まで行った後、あの山のふもとを通って弘前まで行くコース。とにかく明日までは頑張らなくては。
Resize0594

ゴールのコンビにではAJ神奈川のいでさんとお話したり、千葉でも見かけた外人二人組み(Davidさんともう一人は名前良く分からない)とちょっと会話して、結局その辺りにいた5人ほどが同じホテルだと言うことで、揃ってホテルへ。

ホテルのコインランドリーでウェアやアンダー、パンツを洗濯してから、近くの食堂で夕食。
ビール1杯にお刺身やら枝豆、ちょっとしたおつまみがついて1,000とお手ごろなセットに、海鮮丼(大盛り)を頼みました。
セットのお刺身も中々のボリュームで、もちろんビールもおかわりなんかしていい感じで酔っていい気分。
Resize0595

明日はいよいよ竜飛岬! 5時半スタートなので、4時過ぎに起床、ということで12時前には寝ました。
お尻よ何とか持ってくれ!

↓ブログ村ランキングに参加してます。
↓よろしければ、クリックお願いします。<m(_ _)m>

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村

-自転車