ブルベ用ライトの旅は続く・・・ 完結編?

ジェントスのライト「閃」SG-325をブルベ用にしようと悪戦苦闘(?)していることはこちらにも書きましたが、今回はその完結編です。(のつもりです)

前回、定電圧で一定光量にしようとしたのに、SG-325の変な回路のせいですぐに暗くなってしまうので、ついに部品を取っ払って素のLEDだけにしてしまいました。
そして、今回登場するのがコレ。
LED駆動用の昇圧型定電流モジュールです
Resize0496

わずか13mm角の小さなボードで、電池1本~2本の入力で350mAまでのLEDを定電流でドライブできるスグレモノ。
これを単4×3本用の電池ケースに取り付けてライトの本体に内蔵。苦労して、ライトのスイッチでON/OFFもできるようにしました。
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更には、写真では分かりにくいですが小さなスイッチをつけて電流制御用の抵抗値を変え、260mAと200mAの2段階に明るさを切り替えられるようにも工夫。
しかも最初実験的に点灯させた時は何の問題も無く動いたのに、いざ仕上げたら点けて3分もしないうちに暗くなってしまう・・・
いろいろと悩みましたが、どうやら電池からモジュールまでの配線が長くなったことでインピーダンスが高くなって安定してDC-DCコンバータが動かなくなった(のではないか)と考え、モジュール側に47uFのコンデンサーをつけたところ、無事に安定して動くようになりました。

いろいろと、苦労しましたが、なかなか良い感じに出来上がりました。
点けるとこんな具合
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こんどこそ安定した光量が得られるはずと、早速測定開始。

まずは、単3のエネループ2本で実験。
(クリックで拡大)
Sg325a

highで4時間40分ほど、lowで5時間強一定の明るさです。
期待通り安定した明るさですし、エネループでこれだけ持つなら単2のアルカリ乾電池なら相当長持ちするはず

と、期待を膨らませて、まずは同じ単3アルカリ電池で実験してみると。
Sg325b

あれっ、エネループの半分くらいの時間しか持ちません
う~ん、かなり期待はずれ。
これじゃあ、単2にしても7~8時間といったところでしょうか。

どうやら、エネループのようなニッケル水素電池は電圧こそ1.2V程度とやや低いものの、安定した電流を連続して取り出せる特性らしく、こういった用途には乾電池よりも向いているようですね。

単3電池4本構成にしてエネループなら10時間近く持ちそうだし、まずはこれで良しとしましょう。
ただ、ゴールデンウィークにチャレンジしたいと思っている「東北1700」はブルベ5連荘という長丁場なので、コンビニで乾電池を補充しつつ使い終わった乾電池は処分しながら行こうと思ってたので、乾電池で長時間使えないのはちょっと残念。
でも、これ以上はどうにもなりませんね。

↓一連の実験で使った電池の山!
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試行錯誤に加えて、データ取りの失敗なんかで何度も実験したので、使い終わった乾電池が沢山になってしまいました。(ちょっともったいない感じ)
元のライトはamazonで2千円弱でしたが、DC-DCコンバーターやら電池ケースやら、乾電池やらそのた諸々で3倍くらいは費やしてしまいました。
まあ、いろいろといじくって、実験してるのもまた楽しいんですけどね。

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