BRM516青葉400は結局DNFとなりました

2015/05/17

昨日5/16は今年3度目の400キロブルベ「BRM516青葉400富士」でした。
結果は、130キロほどのところで気力が尽きてDNFという残念な感じになってしまいましたが、とりあえず備忘録的に、、、

今年になって400は既に2回走っているのですが、今年から久しぶりにブルベに復帰した友人がSR目指して出走するというので、じゃあ一緒にってことで。

こんな感じで、大きな峠3で獲得標高5千メートルを越える中々タフなコース。

何より心配は天気で、数日前の予報では朝方雨。ただし、昼前には上がって午後は晴れ間も出そうな感じ。前日の予報でも午前中小雨程度かと、、、
6時スタートでスタート地点までは30分ほどなので、油断してたら家を出たのが6時20分近く。既にブリーフィングが終わった大丸公園に10分前くらいに到着。
一緒に走る仲間と合流し、ほどなく車検を終えてスタートしたが、結構しっかりとした雨。
う～ん、あわよくばほどんど濡れずに済むんじゃないかという甘い考えは吹き飛ぶ。

尾根幹を進むが、この時間でしかも雨となれば車も自転車もほとんどいない。

連光寺の坂を上って以降小田原まではほとんど平坦なのが救い。
ところが相模川沿いを下っているときにアクシデント発生。
信号で止まるときに少し歩道によって足を着こうとした瞬間、前輪が左に滑って右側＝車道側にこけました。
ほとんど止まった状態だったので、ゴロンと言う感じで倒れただけで軽くお尻を打った程度で済んだのですが、いやぁ～ビックリ。
すぐ後ろに来ていた車も、ほぼ停車していたとはいえいきなり車の前にこけてきたのでビックリしと思う。申し訳ない。
一瞬なんだか分からなかったが、落ち着いて考えると、
　・軽～くではあるが、ブレーキをかけながら
　・ハンドルを少しだが左に切った状態
　・路肩に寄ったが、路側帯は少し左下がり
　・雨で路面が非常に滑りやすくなっていた
と言った状況が重なって、あっけなく前輪が左に滑ったんだと思います。
雨の日は本当に注意して走らないとね・・・と肝に銘じました。

厚木を抜け、大磯に向け進む。
たまに小雨になるものの、依然として雨は止まない。

カメラはいつものステムの上のポーチに入れているが、雨の強いときは出すこともできず、写真もほとんど取れない。
小田原からはいよいよ旧東海道で芦ノ湖へ上る。
何度か上っているが、雨の日に上るのは初めて。（そういえば雨の下りは去年のブルベで経験済み）

雨に濡れて気持ち的に盛り上がらないのと、ここまでの自走でそれなりに疲れもあってか、いつに増して登りがきつく感じる。
それでも序盤の急坂をこなして、いよいよ七曲り。雨も弱まったし、やはりここは写真を撮らなくては、とカメラを出して電源を入れるが・・・　液晶が真っ暗
なんと、雨に濡れてご臨終になってしまったらしい。
自転車用に買った Canonの IXY-410f。これまでも結構ラフに扱ってきても大丈夫で、なかなかタフだなぁと思っていたが、さすがに水はダメだったか、、、ポーチの中は大丈夫と思ってたけど、3－4時間も雨に打たれ続けたら、中まで結構しっとり濡れてしまってました。

さて、カメラも壊れてさらにテンションが下がったものの、なんとか上りきって仙石原手前のPC2へ。
噴火警戒レベル２で行くことはできない大涌谷から2キロほどしか離れていないが、この辺りはいたって普通。
5月のウィークエンドにしては何となく人も車も少ない気がするが、単に雨のせいかもしれない。

昼は御殿場で食べることにして、PC2ではアメリカンドッグで軽く腹ごしらえ。
峠と言うにはちょっと寂しいくらいの乙女峠をクリアして、一気に御殿場まで下る。さすがに下りは冷えるが、思ったほどの寒さはなく、長いグローブもレッグウォーマーも無くて大丈夫。
御殿場のすき屋でうなぎゅう（うな丼と牛丼のミックス）を食べて、いよいよ前半のメイン富士スカイラインへ。
序盤こそ3～4％程度の緩やかな登りだが、途中からは8％越えの上りが7キロ以上続く。
やっとの思いでのろのろと上るが、もう一人の仲間はビニールの雨がっぱで箱根の旧道を上った時にやたら暑くて体調を崩したらしく、更にペースが上がらない。

とりあえず先に進んで、通過チェックポイントにもなっている「水ヶ塚公園」でポケットに突っこんであったミニアンパンを食いながら待つ。

しばらくしてやってきたが、スタートから140キロも走ってないのに既に9時間近く経っている。
この先大きな登りは河口湖に上る御坂みちくらいで、ここの上りより楽なのはわかっているが、この体調と気力そして眠気を考えるとかなり厳しい走りになりそう。（昨晩はつい錦織vsジョコビッチを見てしまいあまり寝ていない）
しばし悩んだが、ここから富士宮の方へ下るともう戻るに戻れないので、今回は無理せずここでDNFすることに。
と言っても家まで100キロほど、自走で帰るしかない。
苦労して登ってきた道を御殿場へ引き返し、R246で帰宅。
途中、ラーメンなど食べながらゆっくり帰ったが、下り基調のルートで8時には家に帰り着きました。