ランドヌ東京帯広合宿(2) BRM709ちょっとぬかぴら

2017/07/29

さて、帯広二日目。いよいよブルベのスタートです。
最初は、「BRM709東京200 ちょっとぬかぴら」(ずっと「ぬかびら」かと思ってました ^^;)

糠平のだむまで行ってダムカードをもらってくる200キロコース。
高いところでも標高540mほどで急な坂もない比較的難易度の低いコースですが、さて、、、

朝5時半頃にスタート受付のホテル「プラムフィールド」へ。泊まっているホテルから自転車で10分弱と近いのがうれしい。
もっとも、スタッフの皆さんはプラムフィールドに止まっているので、徒歩0分ということですが。

受付を済ませて、ブリーフィング。参加者は20名弱(かな?)
まだ朝の6時だというのに、すでに気温は20度後半。この先の暑さが思いやられます。がまん顔

スタートしてまずは東に向かい、十勝川を渡ったら北上。
出だしはしばらく信号にかかりますが、10分も走ると信号もほとんどない快適な道。

とにかく今回一番のポイントは膝が痛くならずに行けるかどうかということ。30キロほどのペースで進む皆さんを見送って、25キロくらいのペースで無理せず進みます。
Guileさんがきて、自分もこのくらいのペースでちょうどいいやと言うことで、しばしご一緒。
と、後ろからbakkyさんが追いついてきて、「登りで追いつかれるからお先」ってことでサッと行ってしまった。

しばらく走っていると、前にbakkyさん(blogはこちら)の姿が。どうやら既にちょっと暑さにやられ気味なご様子。
しばらく3人で走ります。

気温はどんどん上がっている気がするが、北海道サイクリングは楽しい・気持ちいい。グッド (上向き矢印)
などと喜んでいたのも最初のうち。この果てしなく先まで見えるまっすぐな道がうらめしい。
向こうのほうに見える看板が、走れど走れど近づいてこない。猫2

50キロちょっとのPC1のセブンイレブンには8:13到着。
途中から一人旅になってしまったが、おそらく後ろには3~4人。朝食代わりに冷たいとろろ蕎麦と塩分補給に温かいカップみそ汁、なぜか全く凍っていない冷凍アクエリアスなど買い、一休み。

再スタートして少し進むと、こんな道も北海道らしくてテンション上がると言えば上がるのですが、、、
これも続くと、ちょっと心が折れそうになる。

時折、こんな本州じゃあお目にかからない様なトラクター・・・じゃないか、畑に水を撒くくるま?とすれ違ったりして、またテンションも上がり。

しばらく進むと、緩い上りで木々の間を抜けるいい感じの道。
なんだけど、数メートル毎に道路に亀裂があって、これが結構ハンドルに響いてきて走りにくい。

「ヒグマ出没。多発地帯です」の看板に、やっぱり北海道だなぁ、でもクマには会いたくないなぁなどと思いながら進んだり。

ちょっとした峠を越えて、ダムへの登り。
4~5%で2キロほどの登りなので、大したことはないはずなのだが、スピードは上がらずのんびりと。
出だしから右ひざに違和感はあるものの、これまでのところ痛くはならない。シューズの中敷きを変えたのと、外側を踏み込むイメージが良いのだろうか。

いい景色を眺めながら、淡々と上る。

暑いことは暑いが、カラッとした気候もあってか汗がダラダラということもなく、気持ちよく登れる。途中にはすでに崩れてしまった橋梁があったりして、なかなか変化にとんだ楽しいコース。

ダムの手前では、車で先回りしていた主催の方に写真を撮ってもらったりして、11時ちょっと過ぎに通過チェックの「ひがし大雪自然館」に到着。

ここで通過チェックの証明に人生初の「ダムカード」をゲット。
水分補給しながら自然館の中で涼んでいるとほどなくGuileさんが到着。
建物の中では食べ物はNGということで、表に出て日陰のベンチでコンビニで買ったパンを食べる。
やっぱり外でも日陰は暑すぎず風が心地いい。わーい (嬉しい顔)

少し長めに休んで、出発。
下り始めてすぐにbakkyさんともすれ違ったが、やはり暑そう。

ゆる~い下りを士幌に向かって進んでいると、今度は後ろにタンクを引いているでっかいタイヤのトラクター。いやぁ、北海道は珍しい乗り物がいっぱいで楽しい。

士幌に下って標高が低くなるとまた一段と厚くなってきたので、思わずセイコーマートに吸い込まれ、メロンソフト。うまい!

士幌まで下ると、そこから道の駅「うりまく」までは10キロ以上1~2%のダラダラとした上り。
ここは、暑さとひたすらまっすぐなダラダラ登りで、完全にペースダウン。

道の駅「うりまく」には14:04に到着。
食欲もないので、アイスカフェオレと麦茶を買って一休み。
なにやらやけに人がたくさんいてにぎやかだと思ったら、年に一度のイベントですぐ隣で競馬をやっているらしい。

ちょうどレースが始まったところ。
レースと言っても3頭の馬が走るだけで、地元のおばさん、、失礼、お姉さんと言った感じの人が小学校の運動会の「赤勝て!白勝て!」的な実況をやっているというのどかなもの。
それでも目の前を馬が勢いよく駆け抜けていく様子は迫力ありました。わーい (嬉しい顔)

続いては、ばんえい競馬。
重いそりを引いた重量級のばんえい馬が土埃を舞い上げながら走る様子はこちらも迫力満点。
いいものを見せてもらいました。

ここからは、こんどはゆるゆるとした下り。またまたま~~~すぐな道。
でも緩い下りも相まって、いいペースで進みます。

通過チェックのドライブインいとうには2:56到着。先行していたGuileさんが、おいしそうなにおいを立てて豚丼を食べてますが、食事の時間でもないのでここでもソフトクリーム。
テーブルに座って、冷たい水をガブガブっといただいてスタート。

ゴールのセイコーマートには16:20に到着。10時間20分で完走でした。
このコースにしてはのんびりですが、初めての北海道ロングライドはやっぱり楽しかったのと、なんといっても膝が痛くないのが最大の収穫。
これなら明日の300も行けそうです。やはりこれまでは変に内側に(内股気味に)踏み込み過ぎていたのかもしれません。ちょっと意識して土踏まずの反対側=足の外側にも力をかける感じが実はまっすぐに踏み込んでいるということなのかなぁ。(感覚的にはちょっと違和感があるのですが、それで実績が出ているのでそうなんでしょう)

ゴール受付を済ませて、まだまだ明るいのでホテルから歩いて5分ほどのところにある「北の屋台」へ。

威勢のいいお姉さんのいる「創屋(つくりや)」という屋台でビールとカキ(生と蒸し)やアンコウ味噌焼きなど食べて、ほろ酔い気分。

それでもブルべ腹は満たされることなく、帰りにセイコーマートで豚丼大盛を買って帰りホテルで食べて、就寝。

という訳で、記念すべきブルベ1日目は無事に終了。
明日はえりも岬まで行って来る300キロ。6時スタートなので5時起きです。

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