ランドヌ東京帯広合宿(3)BRM710満喫襟裳岬
2017/07/29
R東京さん主催の帯広パラダイス(別名「帯広合宿」)、2本目のブルベは300キロの「BRM710満喫襟裳岬」です。
帯広から南下して一山越えて浦河へ出て、襟裳岬を回って戻ってくるというもの。
登りらしい登りと言えば標高580mの野塚トンネル程度で、あとはほとんどフラット。
それにしても、襟裳岬からゴールまで127キロほど、途中PCなし、Qシートの指示も4行しかないという、北海道らしいと言えばらしいのでしょうがそんなコースです。
6時スタートなので、ホテルを5時半頃に出てスタート受付のホテルプラムフィールドへ。
前日の200の疲れも感じず、あれほど心配していた膝の痛みもなく、かなり順調。ホテルに着くとなぜか人がいない、と思ったら向かいにあるセブンイレブンの駐車場集合とのこと。
と、ここでなんと反射ベストを忘れていることに気づく。
慌ててホテルまで戻って取って来て、セブンイレブンについたらもう5:45頃。受付済ませて、すぐブリーフィング。何言われたかもう忘れました(^^;)。 まあ、あまり大した話はなかったような、、、
6時スタート。
天気は最高。今日も暑い一日になりそうです。
R236を南下して、10キロほどで最初のチェックポイント「愛国駅」。
まあ、ここと次の幸福駅はチェックポイントと言うよりは、せっかくだから観光名所に寄って行きなさいと言う主催者の計らいでしょう。
ここでは自転車を入れた写真を撮るというのがミッションなので、他の参加者と写真を撮りあいます。
ひとしきり写真を取ったらスタート。
さらに10キロほど進むと、またすぐにチェックポイント「幸福駅」です。
ここでも、お互い写真を取り合います。
ここは去年の秋に旅行で来たので、2度目です。
(実は翌々日にまた来ることになるのですが、、、)
ここからしばらくは1%あるかないかの(ホントに)ゆる~い登りが続きます。
国道とは言え、交通量も少なくて快適に走れました。
途中、菜の花がきれいに咲いているところがありましたが、実はこれは菜の花ではないそうな。でも、鮮やかな黄色が眩しかったです。(本当の名前を聞きましたが、忘れました)
道の駅「忠類」。ナウマン象記念館があるそうな。
60キロのところにあるPC1のセブンイレブン大樹西本通店には8:43に到着。
おにぎりとカップみそ汁で軽めの朝食。
この先しばらく補給地点はないとのことなので、ウィダーインゼリーを背中のポケットに、ミニあんぱんをサドルバッグに突っ込んで、さらにボトルのほかにペットボトルを1本サドルバッグの上に括り付けてスタート。
今回、北海道だしボトルは1本でいいだろうと思ってきたのだが、この暑さ、しかもへたするとなん十キロも自販機すらないという環境で、常にサドルバッグの上にペットボトルを括り付けて走ってました。(オーストリッチのサドルバッグに元から付いているドローコードがちょうどいい感じで大活躍!)
少し走って一旦R236をはずれ、ショートカットして再びR236に戻って野塚トンネルへの登り。
と言っても序盤は1~2%、終盤の2~3キロだけ5~6%という難易度的には高くない登り。
後ろから大きな車がゆっくりと迫ってくるなと思ったら、でかいタイヤがたくさんついたこんな車。
前日の200ですれ違ったのと同じタイプかもしれませんが、すぐ横をゆっくり(自転車とさほど速度差がない)抜いて行かれるとかなりの大迫力!
少し斜度がきつくなって、日差しも強くなり、暑さも一段と増してくる。
が、峠のトンネルの中は肌寒いくらいに涼しい。
トンネルを抜けて下りに入ると、急に空気感が変わって、時折ヒヤッとするような涼しい風が吹いてくる。
道の左右には牧場が広がって、馬がたくさんいました。
のんびり草を食べたり、寝転んだりしてます。
このあたり、海に出るまでは海からの風が結構強くて向かい風がきつかった。
海岸に出て、130キロ地点のPC2セイコーマートには12:06に到着。
あまりがっつり食べる食欲もないので、冷やしとろろ蕎麦をたべ豆乳バナナを飲む。この豆乳バナナ、疲れたときにちょうどいい甘さでこの後も何度かお世話になりました。
最後にレッドブルでドーピング(?)して、襟裳岬に向けて出発。
右斜め前から風が吹くが向かい風と言う程ではなく走り易い。気温も帯広より数度低い感じで、暑さもさほど感じず快適に走ります。
ちょっと変わった形の岩があったり、、、
はるか向こうに(たぶん)襟裳岬が見えて、ちょっと気が遠くなりそうになったり。
道端のバス停は、こんなかわいい建物。
てっ辺の三角屋根に何の意味があるのかは分かりませんが、基本風が強くて、冬などは吹きさらしのバス停ではダメなんでしょうね。
R236を外れて、襟裳岬に向かいます。
道端では昆布を干してました。
もう少しで襟裳岬なんですが、このあたりアップダウンの繰り返しでちょっと疲れます。
襟裳岬に到着。
先ほどまでの青空が、急にガスって来ました。
R東京代表Tさんと肩の痛みでDNFしてしまったbakkyさんが撮影隊で、レンタカーで先回りして写真を撮ってました。先ほどまでは、岬からきれいな景色が見えたとのこと。
とりあえず自転車を押して岬へ。
ギリギリ海も見えたのですが、あっという間に水平線は霧の中。
写真を撮るころには、こんな感じで手前だけ晴れている感じ。
と思っていたら、みるみるガスに包まれてしまいました。
ギリギリでしたが、まあ景色も見られたし良しとしましょう。もう少し早く到着していれば、写真なんかもキレイに取れたのでしょうが仕方ありません。
しばし休憩して、肌寒くなってきたので、出発。
スタッフの方によればこの先は快適な追い風区間とのこと。期待しましょう。
岬を出たときは霧に包まれ、一瞬長袖ジャージを着ようかと思うくらい肌寒かったのですが、少し走ったらきれいに晴れてまた暖かくなってきました。ガスっていたのは岬のところだけのようです。
基本追い風でしたが、ところどころ横だったり、たまに向かい風だったりで風が巻いている感じ。
しばらく走ると「黄金道路」
なんでも黄金を敷き詰められるくらいお金をかけたところからこの名前がついたとのこと。
少ししか車も通らない道に、りっぱな長~いトンネルがいくつも連なります。
なかでも「えりも黄金トンネル」は特に長くて、後で調べて知ったのですが全長4,941mで道内最長だそうです。トンネルって基本自転車だと怖くて楽しくない上に、トンネルの中はずっと路面が濡れていてしかも結構寒い。
延々と続くトンネルに心が折れそうになりながら(かといって途中でやめるという選択肢はないので)必死に漕いで何とか出口。
思わず出口で振り向いて写真を撮りました。
襟裳岬からゴールまで125キロ以上PCはないので、途中広尾のセイコーマートで一休み。キャベツたっぷりのお好み焼きを食べて、後は一気にゴールへ。
これ、どこだったか忘れましたが、途中SLが置いてあったり。
日が暮れるのも遅くて、ゴール手前20キロほど、7時を過ぎたあたりから薄暗くなってきて、間もなく夜間走行。
ゴールのローソンには20:05に到着でした。
幸い膝の調子は良いものの、2日で500キロ走ったし、翌日の夜は雨予報ということもあり、木曜からの600キロに向けて休養することにして、ゴール受付で翌日の400キロをDNS宣言してホテルに戻る。
翌日から二日間はのんびりなので、ホテルで一風呂浴びてから9時過ぎに北の屋台の隣にある「十勝の長屋」というところにある天ぷら屋さんで、刺身や天ぷらでビールを飲んでいい気分になり、帰りは性懲りも無くまたラーメンを食べて帰る。
宿泊しているホテルムサシは朝食バイキングがついているのだが、これまでの二日間は早朝スタートで食べ損ねていたので、明日はのんびり食べられると思うと同時に、今夜食べ過ぎたことを少し後悔しつつ、夢の中へ。
一日の疲れもあって、ぐっすり寝ました。
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