サイクリング チャレンジ伊豆一周(当日)

いよいよ一周当日です。

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<2010/11/14(日)>
前日の夜に小田原「万葉の湯」に入り仮眠をとりましたが、結局あまり寝付けず2時に起きます。それでも、温泉に入って気分はサッパリ。
早速チェックアウトを済ませ、自転車を組み立てます。
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天気は曇り。今日一日晴れ間は期待出来なさそうですが、雨は降らない模様。
11月も中旬なので夜は結構寒いかと思っていたのですが、外に出ても意外と暖かい。

自転車を組み立てたら、着替え等を入れたバッグをコインロッカーに入れておこうと小田原駅に行きます。
さあ、ロッカーに入れて出発・・・ と思っていたら、思いがけない事態発生!
なんと、APECの影響で15日(月)までロッカーは「使用禁止」。こんなとこまで影響あるのか、と困っていたら、通りがかりのおじさんが「そっちの階段下りてすぐのファミマに使えるコインロッカーがあるよ」と声をかけてくれました。夜中の3時に人がいるのも珍しいですが、そんな情報を持っていて、しかも困っている我々を見かけて話しかけてくれるとは・・・ 本当に助かりました。ありがとうございます。

そんなこんなで、結局スタートは3時15分頃。
真っ暗なR135を進みます。今回のサイクリングは、数時間のナイトランも含まれるので、装備もブルベ仕様で望みます。
 ・ヘッドライトはCATEYE EL-520とFENIX LD20の2灯体制
 ・ヘルメットに今回始めて使用するGENTOSデルタピークDPX-143H
 ・尾灯も2つ。CATEYE TL-LD610とTOPEAK レッドライトⅡ
 ・ヘルメットの後ろにもSL-LD100
 ・反射タスキ

熱海までは、ところどころ明かりもありますが、熱海を過ぎたあたりからは真っ暗な道が多く右は山、左は海(と思われる暗闇)が広がる道が多くなります。
1時間ほどで熱海を抜け、伊東の先の長めの坂を上ったところが最初の目的地「マクドナルド川奈店」。
ここで、早い朝食というか夜食を食べます。

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「ソーセージエッグマフィンセット」を頼みましたが、ちょっと足りなかったので百円マックの「ソーセージマフィン」を追加。
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6時頃になると、うっすらと明るくなってきますが、気温はスタート時よりも下がった感じでベストを羽織っていないと寒いくらい。
車も少なく、快適な道が続きます。
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海岸線も快適。路側帯が狭いので車が多いとちょっと怖いのですが、この時間は車もほとんど通りません。
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下田には8時過ぎに到着。
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下田駅のそばのローソンで休憩。
朝食に「ラ王」を食べました。(さっきのマックは朝食じゃ無かったってことで ^^)
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ここからはゆるいアップダウンのあと海岸線に出て、伊豆の最南端「石廊崎」へ。
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石廊崎の少し先の「あいあい岬」で記念撮影。
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ここから、地獄の西伊豆アップダウンが始まります。
東側の海岸もアップダウンはあるのですが、昨年の経験では西側のほうがとにかくひたすらアップダウンの連続できつかった記憶があります。

それでも最初のうちは元気もあって、気分良く進みます。
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しかし、この先でちょっと油断した隙に中くらいの石を踏んでしまいます。一瞬ヒヤッとしたものの特に問題ないと思ったのですが、、、 なんとなく、ステアリングがふらつく感じがして、とまってみると後輪がパンク。空気が完全に抜けてしまってるわけではありませんが、指で押しても軽くへこむくらい。
昨年の夏頃に一度パンクして以来、ずっとしてなかったのですが、ついに「パンク代魔王」が降臨してしまいました。予備のチューブに交換して、携帯ポンプで空気を入れますが、小さなポンプで腕が疲れてしまいました。

その後もひたすら登っては海岸線まで下り、またすぐに登るという繰り返しに疲れがたまってきます。

が、このあたりはコンビニもありません。途中の坂で一休みして、パワーバージェルで補給。
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松崎で昼食。
ご飯ものが食べたくなり、中華屋さんで中華丼大盛り!
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しばらく行くと、また下りでハンドリングがぶれる感じ。
とまってみると後輪の空気が抜けてます。
タイヤをチェックしても特に何か刺さっているわけでもなく、先ほどのパンクで空気の入れ方が足りずに、リム打ちしてしまったのでしょうか。
どうやら今回は「パンク大魔王」に好かれてしまったようです。もっとも、最初のときにちゃんと空気を入れなかった自分のせいですが・・・
チューブを交換し、今度は目一杯空気を入れて出発。(それでも、帰ってみたら5bar程度しか入ってませんでした。携帯ポンプでしっかり入れるのって難しいですね。)

途中「恋人岬」の標識がありましたが、男4人で寄るようなところでもなさそうなので、走りながら写真だけ撮ってそのままパス(^^)
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土肥の近くのセブンイレブンで休憩。
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西伊豆も半分以上来ましたが、まだ2~3峠があります。
特に戸田の先の峠は、終盤の足が疲れているところに距離は短いものの10%超の坂で、心が折れそうになります。
それでも、それを過ぎると短い上りの後トンネルをくぐれば魔の西伊豆アップダウンも終了。トンネルが見えたときには「トンネルだ~っ!」と叫んでしまいました。(そのまんま何のひねりも無くてスミマセン)

トンネルを抜けると一気に海岸線まで下って、そのあとは18kmほど海沿いの平坦な道が続きます。
口野放水路に着いた頃には、だいぶ薄暗くなってきたので、箱根峠はあきらめて熱海へ抜けることにします。左折すれば沼津方面ですが、そのまま直進してR136へ。
伊豆仁田駅の少し先を左折して「熱函街道」に入ります。熱函街道は途中2つに分かれますが右のほうへ。
10kmちょっとののぼりですが、斜度は3~5%程度ときつくありません。既に走行距離は200kmを越えていて疲れもありますが、真っ暗な山道を走っていると気分はBRM。なんだか楽しい気分になってきました。(ちょっと変ですかね。でも、ブルベなどやる人はそんな感覚分かってもらえると思います。)
峠のトンネルを抜けるとすぐに右折して熱海まではひたすら下り。10%ほどの急坂で、ブレーキをかけるのに手が疲れてしまいます。今年の春にこのあたりを走ったのですが、そのときはもうちょっと先の県道20を下りました。そちらのほうが、斜度が小さく自転車では走りやすいですね。

そのまま一気に小田原まで。
疲れてはいるのですが、ここにきて気分的にはまだまだずっと走り続けられそうな感覚。これっていわゆるランナーズハイって言うんでしょうか?
それでも、小田原駅に着いたときには「ああ、やっと着いた」って感じ。
おもったより時間はかかってしまいましたが、念願の一周達成!

さて、次はどこを一周しようか。

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