BRM420あおばスーパー400km富士五湖

先週の自らのポカによるDNFから1週間後、エントリーはしたもののきつそうなコースに当初はDNFする気満々だったあおばの400キロブルベ「スーパー富士五湖」に参加してきました。

もともと「あおばひどい」で知られるあおばのブルベで「スーパー」と名の付くコース、甘いわけはなく、400キロながら獲得標高は6千メートルほどもある申し分のない(?)コースです。

柳沢峠を越えて山梨川へ一旦下った後、また1,500mくらいまで登り返して3つほど峠を越えて野辺山を通り、富士川の方までまた下ってから本栖みちを上って道志みちで帰ってくるという、変態コース。ウィンク
スタートは家から自走で30分ほどの大丸公園。今日も天気は最高に良さそうです。

先週の413東京400と同じようなコースを通って、同じくPC1となっている古里のセブンイレブンへ。
43.8キロ地点、7:58到着。
レシートを忘れないようにしっかりと受け取って、早々にスタート。

奥多摩湖では毎度おなじみ、赤い橋で写真撮影。
しかし、先週と全くと言い程同じ構図、同じような天気。でも、いつ見ても鮮やかな赤で気持ちイイです。

柳沢峠への登りは、この先のことも考えて無理せずに淡々と。
途中の気温計は12℃を示していて、汗はかくものの上っていて丁度いい感じの気温。
先週は道の脇に結構な雪が残ってましたが、すっかりなくなってました。

柳沢峠は「通過チェック」になっているので、ブルベカードと一緒に写真を撮る。
富士山は見えてはいるがちょっと霞んでいて、写真だと分からないくらい。先週のほうが断然よく見えてましたね。

暖かいとは言うものの、下りは一気に冷えそうなのでウィンドブレーカを着込んで塩山に向けて快適なダウンヒル。
下ったところで、いつもはややこちらを向いているサイコン(Edge1000j)の画面がなんとなく水平に近い感じだなぁと思ってよく見たら、マウント(レックマウント)のネジが片方ゆるんでいる。
ネジをなくす前に気づいてよかったと、自転車を停めてねじを締めなおして、しばらくすすんでPC2。
133.1キロ地点、12:44到着。

お腹は空いたものの、暑さもあって食欲が今一つだったので、とろろぶっかけ蕎麦とおにぎりを食べ、この後の登りに備えてレッドブルを飲んでスタート。
塩川ダム(ダム湖は「みずがき湖」と言うらしい)の手前までは緩いアップダウンの続く気持ちの良い道。

山頂に雪の残る八ヶ岳を見ながら、「増富ラジウムライン」を気持ちよく進みます。

「鳥井坂トンネル」を抜けたあたりから、いよいよ本格的な登り。

ダムの手前では桜がきれいに咲いてました。

ダム湖沿いに少し走って短いトンネルを抜けると、いきなり13%を超えるキツイ坂。
既に疲れ切った脚には十分強烈で、止まりそうなスピードでなんとか進むと「ようこそ増富ラジウム温泉郷へ」の看板。

そこから先はきつめの登りながら、渓谷沿いを走るいい感じのコース。

渓谷沿いを離れ「ラジウムライン」から「クリスタルライン」と名前を変えたあたりからも、ところどころ10%越えのきつめの登りが続きますが、天気もいいので気分だけは最高!な感じでこぎ続けます。

通過チェックの「瑞牆山荘」に到着。
あやうくボトルの水がなくなりそうだったので、ここに自販機があってホッと一息。

しばらく下って、また上って、、、
きついけど快適な道を進んで、PC3のある野辺山へ。

191.4キロ地点のPC3には、16:41に到着。
このコースとしては頑張っても自分的にはこんなもんだろうという時間ですが、既に疲れ切っているのにまだ半分も走ってない。うれしい顔
しかも、この日はどうも胃の調子が今一つで、しっかりしたものを食べる気がしないので、コーヒー牛乳とメロンゼリーを食べるが、なんかこれがかえって良くない感じで益々胃が気持ち悪い感じに。

とは言え、ここからは長~い下りなので、気を取り直してスタート。
少し進んだところの「JR鉄道最高点」にちょっと寄り道して写真を撮る。何年ぶりだろうというくらい久しぶり。(と思って調べたらどうやら5年前の「あおば400御坂道」以来でした。)

ここに来るときはいつも夕方なので、このアングルの写真もいつも逆光状態。

ここからは、ウィンドブレーカを着込んでの下りで、下った後は暗くなったので写真は無し。

韮崎までの長い下りを一気に下って、そのあともわずかながら下り基調なのだが、あまりスピードがでない。平地を25キロ程度で走り、途中コンビニでトイレ休憩などしながらPC4へ。
260.6キロ地点、19:59到着。
相変わらず胃の調子は今一つだが、さすがにお腹もすいたのでおにぎり二つとカップみそ汁。
しばし休んで、最後の大きな登り「本栖みち」に挑む。

先週、DNFした後にヘロヘロになりながらこの本栖みちを上ったわけですが、全く時間を気にせずにゆ~ったり上って学んだことが一つ。
「時間を気にせずゆっくりと踏みしめるようにペダリングすれば、疲れていても意外とこぎ続けることができる」と言うもの。
ブルベなので時間を気にして急ぐ必要はないのですが、特に400なんかは時間が長くなると眠くなって極端にペースが落ちるのでできるだけ早く走り切りたいと思ってしまいます。で、長い登りでは途中で「足を着いて休みたい!」になってしまうことが多いのですが、最初からゆ~ったりと進めば意外とこぎ続けることができる。

と言う訳で、暗い山道をゆ~ったり本栖湖まで上って、西湖~河口湖を抜けてPC5へ。
312.7キロ地点、23:12到着。

先週ほどではないが、やはり結構冷えてきたので、カップの天ぷらそばを食べて暖まる。
ここからの冷え込みには先週で懲りたので、今回はクラフトの暖かいインナーを持ってきていて、ここで着込んでスタート。山伏峠の温度計は6℃を示していたが、これを着てウィンドブレーカを羽織ってちょうどいい感じなので、やはり持ってきてよかった。

土曜の夜中の道志みちは時折うるさい車が猛スピードで追い越して行ってちょっと怖いが、ブリーフィングでの「カーブの先にシカやイノシシがいることもあるのでスピードには十分注意してください」の言葉通り、少し控えめのスピードで下って、最後の尾根幹へ。
最後は疲れと眠気で極端にペースダウンして、尾根幹のちょっとした登りもインナーローでえっちらおっちらという感じながら、何とかゴールの大丸公園に到着。

22:09のタイムでした。
PC5のあたりでは、余裕で22時間は切れるかと思ってましたが、予想以上のペースダウンで22時間を超えてしまいましたが、あおばのスーパーなコースなので、こんなものなんでしょう。
とにかく無事に完走で来てよかった、良かった。わーい (嬉しい顔)

さて、来週はSRをかけてR東京の600に出走予定。
コース的には今週とはうって変わってほぼフラットなコースで、楽なはず!? ですが、結局楽なブルベなど無いというのがこれまでの経験。
どうなりますやら・・・

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