BRM324 R東京400 サッタ峠

すっかりブログの更新をさぼってしまい、随分記憶が薄くなってしまいましたが、3月24日に参加したR東京さんの400キロブルベ「清水サッタ峠」について書きます。

天気がいいとは言ってもまだ3月だし、夜中まで走るので冷えそうということで今回の装備はこんな感じ。

  • モンベルの薄手の長袖ジオラインシャツ
  • Raphaの長袖ウィンドブロックジャージ
  • dhbの薄手の冬用ロングビブ
  • モンベルの中厚手のジオラインシャツ(予備)
  • ウィンドブレーカ(予備)

コースはいつもの通り川崎の等々力アリーナをスタートして、その名前の通り清水のサッタ峠を越え、静岡駅まで行って折り返してくる往復400キロのコース。2015年、2016年と同じコース走っているので、道は良く分かっている。しかも、伊東までの道のりは今年だけでも3度も走っている。

最近のいつものパターンで、4時半過ぎに車で家を出発してスタート地点近くの駐車場へ。
車を降りると明け方近いのに結構暖かい。スタートの時はウィンドブレーカが必要かと思ったが、最初からなくてよさそう。「こりゃ予備に持ってきた中厚手のジオラインは不要だったかな」と思ったが、これは後で大活躍することに。

受付をしてブリーフィングを聞いて車検を済ませたら順次スタート。比較的早い時期の400で天候も穏やかと言うこともあって、大勢の参加者。おそらく定員いっぱいの80人近くいるのではないだろうか。

受付順にA、B、C・・・といくつかのグループになって順番に車検をするので、自分は少し後ろの方。
参加者が多いことも相まって、スタートからしばらくは集団になりがちで、少し離れたりしながら比較的スローペースで進む。(一気に抜き去る脚もなく ^^)

スタートするころには日も登り始めてすっかり明るい。

厚木を過ぎたあたりからはすっかりばらけて少し離れたところに数人いる程度、信号も少なくなり走り易くなる。
桜も満開の一歩手前と言った感じだが、美しい。

いつもの富士山がきれいに見えるポイントでは、残念ながら下のほうに雲がかかっていてよく見えませんでした。(それでもお約束の場所で写真だけは撮る)

定番コースですが、畑の中ののどかな道。

すぐ先、47km地点のPC1には8:17到着。やはりちょっとゆっくりペース

小田原を過ぎて、根府川からのこれまたいつもの写真ポイント。
朝は晴れていましたが、このころは雲がかかって天気は今一つ。でも、寒いということはなくサイクリングにはちょうどいい。

熱海を過ぎたあたりで、また青空が広がり日差しも出てきました。
日が差すとちょっと汗ばむくらい。風はほとんどなく走り易い。

網代の間瀬は寄らずにスルー。ほっとした顔

伊東の少し先116km地点のPC2には11:28分着。
BRM303の「満喫相模湾」の時は全く同じコースで来て11:05に着いているので、やはり序盤のスローペースが効いているいる感じ。
とは言え、すでに結構脚には来ていて、この先まだ300キロ近くあるかと思うと、やや心配なほど。

冷川トンネルに向かう登りは、距離も斜度もさほどではないので淡々とこなす。

トンネルを超えると、修善寺まではゆるい下りが続く。
左に大見川を見ながら快適に進む。

伊豆長岡近くでは、こんないい感じの道を抜けたり。

川沿いのサイクリングロードに入るところは、ブリーフィングでも「鎖に注意してください」と言われた入り口。

完全に一人旅。やや寂しい気分になるほど。

沼津を抜け、旧東海道、千本松のところは嫌になるほど平らでまっすぐな道。
特段景色がいいわけでもないので、北海道のようにテンションが上がることもなく、黙々と進む。

由比の旧街道を進むと、いよいよコース名にもなっている「薩埵(サッタ)峠」。
さほど距離はありませんが、20%越えの激坂です。すでに疲れ切った脚にはかなりきついものがありますが、インナーローで立ち漕ぎも混ぜながらなんとか脚を着かずに登りました。

登ったところからは東名とR1バイパスがよく見える絶景。

振り向けば富士山もキレイに見えるはずですが、この日はあいにく雲に隠れてました。

204キロ地点、折り返しの静岡駅そばのPC3には16:07到着。
このペースだと、21時間超えるかなぁとおもいつつ、少しのんびり休憩。とにかくまだ半分しか来ていないので、無理せずに、、、

復路はきたときとほぼ同じコースを折り返すのですが、サッタ峠はとおらずに海沿いの歩道を進みます。その手前で道を渡るところで横断歩道を迂回していたら、ちょうどあとから来た4人組の後ろになってしまった。
成り行きでそうなったのだが、ちょうどいいペースで進んでいくので、ちょっと悪いなぁと思いながらも黙って後ろに着かせてもらった。

由比の旧街道沿いも快適に進んでいく。

この先は暗くなってきて&さらに疲れもたまってきたこともあり、写真は無し。
後になって、ブログ用にもう少し撮っておけばよかったと思うのだが、そのときはヘロヘロで余裕なし。うれしい顔

沼津の先まで後ろに着かせてもらい、前の組がコンビニ休憩に入ったところからは再び一人旅。
(前の人、ありがとうございました。ダマでくっ付いてスミマセンでした)
冷川トンネルへの登りは緩い坂がダラダラと続くが、夜になって冷えてきたので途中のコンビニで味噌汁とおにぎりで一休み。
トンネルを越えて少し下った289キロ地点のPC4には20:33着。
やはり冷えるので、カップ麺(きつねうどん)を食べ、中にジオラインを着込んで走り出す。

伊東に下ったあたりで、少し暖かくなりちょうどいい気温。
ジオライン2枚重ねにウィンドブロックジャージは暖かいし、少々汗をかいても蒸れることなくかなり快適。これはこの時期最強の組み合わせかも・・・と思いながら走ってました。

が、小田原を過ぎて夜の10時も過ぎたころからはさらに冷え込んできて寒くなる。
思わずウインドブレーカまで着込むが、少し風が出てきたこともあってそれでも寒いくらい。

360キロ地点のPC5に00:35に到着するが、体が冷えるのもきついので、ホットカフェラテを飲んで早々にスタート。最後は中原街道のアップダウン&下ったところで信号にやられるといういつものパターンにやられ、やっとの思いで3:06にゴール。まあ、想定通り21時間越えのタイムでした。

受付のジョナサンでのんびりして、帰宅。
いやぁ、疲れたし寒いしでキツカッタなぁ・・・のはずなんですが、ブログ書くまでに時間がたってしまったら、すっかり楽しい思い出に脳内変換されてます。恐ろしや!ウィンク

次は、407の青葉のブルベに参加したのですが、そちらの様子もあまり遅くならないうちに書いておきたいと思います。

-自転車